9月19日(木)快晴 8:20~12:20

参加者:30名 

 朝の渓は久しぶりに快晴で21℃、湿度は65%でこの時間帯としては低く、吹く風もひんやりと肌に心地よい。活動には絶好の季節到来で仲間がぞくぞくとやってくる。

 ヒヨドリバナが中央群落のあちこちで咲き始めた。6月ごろから見つけては丁寧に保護してきたので、1本1本の株もしっかり育って白い花を無数に咲かせている。はたして今年もアサギマダラはやってくるだろうか、いつごろ飛来するのだろうか、みんなで心待ちにしている。

 カエンタケがコナラの根元に今年も発生したので、幹回りを注意深く確かめ掃除して、発生した4本をバーナーで焼却した。去年はナラ枯れ木の根元だったが今年は生育木の根元、胞子が飛ぶのか、都度焼却しても根絶はなかなか難しいようである。

 先週とほぼ同じく、中央・南ご神木周り・イバラの斜面植栽地・遊歩道などに分かれ、一人では活動しないことを申し合わせて行う。緑が茂り見通しがきかない渓のあちこちに分かれると、お互いに姿も見えず声も聞こえない。聞こえるのは刈払い機のエンジン音と、時折チェンソーで木を切る音、そしてツクツクボウシの鳴き声である。この渓に子供たちの歓声が再び戻る10月までひたすら整備作業は続く。

(写真は10月の環境体験学習の準備)