多田グリーンハイツと猪名川の間の斜面に群生するサクラは多くの市民に知られていたものの、照葉樹やツルに被われ悲鳴を上げていました。

私たちはH19年秋から調査を始め、翌年6月に渓のサクラを守る会を結成。エドヒガンザクラの保護活動を始めました。

思いを同じくする市民皆さんが集い、素晴らしい渓の景観を夢見ながら明るく楽しく活動を続けています。

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8月1日(木)快晴 夏休み前の活動 8:20~11:20

参加者:24名 訪問者:緑台小・先生夫妻

 

 10周年の記録を残そうと企画した“まち山の価値を切り拓く:動画集・写真集”のBD作成が大詰めを迎えている。動画についてはiさんが2年がかりで撮影し編集に尽力してくれた。また、写真集は活動の様子を10年にわたって撮影し続けたnさんと、植生の多様化や渓の景観を撮り続けたfさんの膨大な数の写真から選択して、アマチュアムービー作家の進藤さんに編集してもらった。監修は、当初から私たちの活動に助言いただいている服部先生にお願いした。9月にはBDが出来上がり関係部署やお世話になった方々、渓のサクラの先輩方に進呈し、私たちの活動に対する理解を深めてもらいたい。また次の世代の積極的な参加の推進にも役立てたいと思っている。

 今日も快晴・無風の蒸し暑い渓で、10:30まで活動した。1時間余りの活動でも汗が吹き出し、息が切れる。それでもみんな思い思いに分かれて、まるで自然に抱かれるように仕事を楽しんでいる。作業を終えるころには31℃を超えて、これ以上続けたいという声は皆無、みんなで休憩・談笑して活動を終える。3週間の夏休みに入り再開は29日、体調管理に努め元気に過ごそう。

7月25日(木)“自然にふれることで脳が癒され、ストレスが解消される!”曇り・晴れ 8:20~11:30

参加者:39名 親子(2)・親子(3)

 “自然にふれることで脳が癒され、ストレスが解消される!” さるTV番組で専門家がこんなことを話していた。太古の昔、ヒトは自然に溶け込んで暮らしていたからだそうである。酷暑の中こんなに大勢が集って里山整備のひとときを過ごし、良い汗流して達成感を共有する。ひょっとするとこれは人間の生き方にもっとも適っていて、心身健康・長寿の秘訣ではなかろうか。

 8:30の渓はすでに27℃、湿度もHHである。1年で最も暑い時期なので決して無理はできない。10:30の休憩まで頑張って休息を十分に取り、談笑して11:30までに全員渓を後にしようと申し合わせて活動を始める。今日は南地区のマタケ間伐、イバラ斜面の整備、フユイチゴ畑のササ刈、中央群落の高木間伐(4本)、手刈りエリアの整備などに分かれて汗を流す。

 夏休みに入ってさっそく小学生がお母さんを引っ張ってきて、親子でササ刈を体験してくれた。このところほとんど毎回保護者がやってきて活動を共に楽しんでくれるのは本当にうれしく勇気づけられる。

7月18日(木)最も大切な活動 曇り 8:20~12:30

参加者:23名

 蒸し暑い梅雨の渓、前日までの雨で木々は一層緑濃く、九十九折れの坂道は茂ったネザサで半ば覆われている。先週は雨で休止、この時期は活動を1回休むとすっかり様変わりになる。2台の刈払い機で入り口からあずまやまですっきりと刈り込んでもらう。

 群落の貴重な山野草・樹木の幼木保護を続ける。ネザサがどんどん茂ってみつけるのも一苦労であるが、新人の皆さんも徐々に慣れてきて雨露に濡れながら黙々と手刈作業を続けている。

 イバラ斜面に今年移植したエドヒガン苗木も雑草やノイバラに埋もれてしまった状態で、とにかく周囲半径2mの草抜きを行う。イバラやクズを根こそぎにするのは骨の折れる作業である。排水溝の掃除もだいぶん進んで大雨にも耐えられるようになったと思う。整備区域が広がるにつれてメンテナンスに多くの時間を割かねばならなくなってきたが、渓の景観を守るためには最も大切な活動である。

 

7月4日(木)湿度は測定不能のHH 曇り・晴れ 8:20~12:30

参加者:33名 

 朝の渓は蒸し暑く、23℃・湿度は測定不能のHHを表示している。おまけに数日の雨で枯れ枝が落下し易い状態なので、ヘルメット着用の励行、絶え間ない水分補給を申し合わせて活動を始める。

 ネササがどんどん伸びて刈込の本番が近づいている。刈払い機で刈り込む前に、保護すべき山野草(ヒヨドリバナ・オカトラノオなど)や樹木の幼木(ナラガシワ・ムラサキシキブ・ネムノキなど)に印をつけ、周りをハサミで刈るという注意深い作業を始める。

 入口の雑草刈込、南イバラの斜面では排水溝の掃除や雑草の刈込、猪名川の川沿いではタケの刈込を続ける。川沿いのタケノコのうち太いものは区域を決めて残しどのような景観になるか様子を見てみようということになった。保護するメタケもタケノコがたくさん生えている。

 ナラガシワの全数調査を行い、樹名板を取り付ける成木10数本、2~4年程度の若木と合わせて60本を確認した。畑で育てている苗木10数本を含め、冬場に適宜移植を進めながら生長を見守りたい。

6月27日(木)“雨ニモマケズ…頑張りました!” 梅雨入りの雨 8:20~11:00

参加者:11名

 やっと梅雨入り、北上する熱帯低気圧に刺激されたのか例年より20日ほど遅れて近畿地方が梅雨入りした。私たちには、23日夜に亡くなったHさんを悼む涙雨にも思える。会創設以来のメンバーとして10数年、苦楽を共にしてきた。里山の活用について都度尋ねると「そやねエ…」と前置きし、常に適切なアイデアを出してくれた。活動地を市民に親しまれる“まち山”に育ててくれた立役者の一人であった。

 Hさん、千の風になってこれからも渓を吹きわたり、活動を見守り続けてください…合掌。

 そんな雨の中、男性7名、女性4名が渓に降りてきて、1時間半ほど活動した。南ナバナの斜面エドヒガン植栽地の排水溝整備と、貴重な植物・ナラガシワの生育調査・本数確認に取り組んだ。雨の中の活動は心が洗われるようで、いつもとはちょっと違う達成感を味わい、しばし休憩・雑談して渓を後にした。(写真は大雨に備えての溝の掃除)



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