9月5日(木)熱中症が気がかり 曇り 8:20~12:30

参加者:28名 

訪問者:北摂里山博、 Mさん親子、Nさん(緑台)

 夏の終わりを告げるツクツクボウシの鳴き声が賑やかな渓の朝である。九十九折れの遊歩道脇にマントカラカサダケと思われる大きな白いキノコが2本生えている。雨模様のお天気が続いて湿度の高い渓、熱中症が気がかりだ。水筒を携行しこまめに水分をとること、なるべく木陰を選んで作業を行うことを申し合わせる。

 主力はイバラ斜面のエドヒガン植栽林に入ってサクラの周りに茂った雑草を除伐する。斜面の下部は5年前から植樹を始めたので多くは立派な若木に育ち、枝を十分に張っているので木蔭に入ることができる。それでも久しぶりに参加した一人に軽い熱中症状が出て、あずまやに戻り水で冷やしたり水分を補給したりして無事に回復し事なきを得た。斜面の上部はまだ十分に生長してない木ばかりで木蔭もなく厳しい作業になったがそこはベテラン、自分の体調と相談しながら無理なく仕事を進めていた。

 中央群落では遊歩道や学習広場、川沿いの道のネザサや雑草を機械で刈り込む。川渕の斜面にナラ枯れのクヌギとコナラがありどちらも直径40㎝以上の大木なので、本格的な除伐は水量の減少する冬まで待つことにして、自然落下が懸念される太い枝を切り落として片づけた。エドヒガンの高木を邪魔するエゴノキも除伐する。

 辻さんが、イノシシ除けにはニンニクが効果的だと聞きこんできて早速苗畑の4隅に“ペットボトル風鈴”のようにぶら下げた。効果ありを祈ろう。