6月1日(木) 全国植樹祭と新たなナラガレ対策  晴れ 8:20~12:30

参加者:34名 

“全国植樹祭とやま2017のみやげ話”

 5月28日富山県魚津市で開催された「全国植樹祭とやま2017」において、西澤代表が緑化功労者表彰を受けた。10年にわたりエドヒガン群落の保全や環境学習支援などに力を注いできたことが評価されたものである。当日は天皇・皇后両陛下がご臨席になり参加者6000人の歓迎を受けられ、両陛下はタテヤマスギ(無花粉スギ)やコシノフユザクラなどをお手植え、エドヒガン・ヤマザクラなどをお手播きされた。エドヒガンのお手播きは同じ活動を続けてきた私たちにとって特に感慨深く、誇らしい思いである。

 ササユリが今年も咲き始めた。開花は去年よりやや遅く、花数もかなり少ないようであるが、真っ白や淡いピンクの花が緑の渓に咲くさまは私たちへのこの上ないプレゼントで、渓は喜びにあふれる。そんな中央上部斜面の整備を主体にして活動を始める。

 ナラガレ防止の新たな取り組みとして、ネットによるキクイムシの進入防止や、キクイムシトラップの取り付けを主体に近く県の助成を申請する。そのため渓のサクラを守る会で考案したペットボトルのトラップづくりを今日も辻さんのリードで続ける。また、刈払い機による通路の除草や川渕のタケ除伐、男子トイレ竹垣の修理なども行った。