5月22~26日 トライやるウィーク活動支援

1週間の延参加者:40名 

緑台中2年生延参加者:19名

(月②火⑨水②木④金②)

 

22日(月) 曇り・晴れ

9:15入口に集合、先ず歩道を箒で掃き清めた後あずまやへ下る。午前中は渓を見学、途中センダンの斜面で4年前に植栽したエドヒガンの樹名板に自分の名前を見つけた。立派に生育している様子にご満悦、早速周囲の草刈りをする。そのあとは昼食をはさんで、中央斜面のササ刈に取り組む。ササユリはじめ貴重な樹木・山野草が多い区域なので急がず慎重に刈進んでもらった。

 

23日(火) 曇り・晴れ

 受け入れ先の休日対応で7名が加わって植樹したエドヒガンの手入れを学ぶ。午前中は猪名川から水をポンプアップして、ドラム缶に給水し小学生が植えた苗木の水やりをした。またなエビを支えるタケの杭づくり、エドヒガンの種拾いをする。午後はセンダン坂植栽地の草刈りだ。真夏を思わせる太陽がジリジリと照りつける中で、水分を補給しつつ頑張って達成感を味わう。

 

24日(水) 曇り

 今日は終日植栽エドヒガンの毎木調査である。根元から10cmの幹の太さを測定し、陽当たり、傾斜の有無、土壌の様子などを記録していく。5年前にトライやるを受け入れたときから継続している生育調査、今年も伝統を繋いでいく。

 

25日(木) 雨のち晴れ

 別途2名が加わって活動を続ける。雨模様のAMは生育調査のまとめとグラフづくり、ハサミ・ノコギリなど道具入れの整理整頓とその使い方の指導を受けたりして過ごす。午後は尾根のヤマザクラ付近でツバキやヒサカキを間伐し、階段づくりに使う杭用に切り揃えた。

 

26日(金) 快晴

 最終日、高木をチェンソーで除伐するという、危険が伴う作業の手助けをしてもらう。午前中に枯れ木を3本、エドヒガンなどの生育を阻害するウワミズザクラ1本を倒して枝打ちし片付けていく。倒す方向を決めて、周囲の木々をなるべく傷つけないようロープを張り、笛に合わせて綱を引く。午後も枯れ木1本、ウワミズザクラ1本を倒す。倒す方向はすべて狙い通りで、作業も安全に終了した。

 

 生徒はよく頑張ってくれた。特に連続5日間の二人は終始指導者の言うことをよく聞いて本当にまじめに取り組み、おじさんおばさんを喜ばせてくれた。5日間のさまざまな体験が自信につながるとともに、会員とのふれあいを通じて地域との絆を感じ取ってくれるとうれしい。