5月12日(木)晴れ 緑台小H28年度第1回環境体験学習  8:10~13:30

 

参加者:33名 

児童:55名 教頭、先生、保護者:6名

 昨日までの雨模様が一転、青空が広がりまばゆいばかりの新緑に埋まった森の向こうから、子どもたちの黄色い声が聞こえ、だんだん近づいてくる。

2か月前には東屋から入口を見上げると入ってくる人の影がはっきりと確認できたのだが、この季節になると青葉が茂ってほとんど見えない。サクラの展望台にやっと姿を見せ、整列して“おはようございまぁす!”とあいさつする子らにおじさんおばさんは手を振って応え、学習が始まる。

 

 

 渓の見学、ハサミの実習、エドヒガンの苗植栽が今日のメニューであるが子どもたちにとっては何もかも目新しいことばかり、特に15cmほどの苗を植えるときには“こんなに小さい草のようなものがあんなに大きなエドヒガンになるの?”と首をかしげている。“2年後4年生の終わりに、しっかり生長した苗木を渓の陽当たりの良い場所にみんなの手で植え替えてもらうよ”とおじさんから教えてもらってうれしそうにうなずいていた。ハサミ実習の時にはまず腰ひもを結ぶのにひと苦労、ササを刈りはじめるまでずいぶん時間がかかったが、何しろ初めての体験なので無理もない。それでも集中力を切らすことなく最後まで頑張って意気揚々と帰っていった。

 

反省会:5名 校長・担任先生とで行う。先生が子どもたちに訊くと、すでに渓に行ったことのある子がかなりいるそうである。お兄ちゃんおねえちゃん、保護者とお花見やコンサートに行ったとか、ペンダントをぼくらももらえるかなぁ?と今から楽しみにしているそうだ。何しろ初めて渓で体験学習に取り組んだ子らが今年から高校生である。8年目に入り,多田グリーンハイツにしっかりと根を張る活動になってきたことは喜ばしい。