5月18~22日 緑台中トライやるウィーク活動支援レポート

18日(月) 曇り・晴れ 緑中生徒男子12名 校長・教諭2名 会員10名


 9:15に入場、挨拶・体操を行い渓を見学した後さっそく東屋上部斜面でネザサの除伐を体験してもらう。リーダーさんが安全作業の励行を入念に指導し2・3人に一人会員がついて作業を行う。昼食をはさんで約2時間半集中力を維持して頑張ってくれた。500㎡ほどのネザサが刈り取られてスッキリ整備され、みんなで達成感を味わった。


19日(火) 曇り 生徒男子6女子8計14名 教諭2名 会員16名

 5日間体験する男子4名は体操・身支度を終えると直ちに南活動地に入り会の担当者のリードで炭窯上部のマタケ除伐を始める。15mを超えツルに絡まれた斜面の竹を伐る作業は危険が伴うので慎重に進めていく。今日だけ作業する男子2女子8名は渓を見学した後、炭窯下部の平坦地に群生するタケを除伐してもらう。こちらも背丈の高いタケであり2人1組で会員の指導を守りながら伐り倒し、ササ枝をハサミで切取り、約2mに伐りそろえて片付ける。子どもたちはとても熱心に粘り強く取り組み、しかも楽しそうである。


20日(水) 晴れ 生徒男子4名 会員7名

 お天気は快晴、今日はエドヒガン植樹木の毎木調査である。毎年トライやるの生徒たちに生育をトレースしてもらい、その周囲を観察すると同時に雑木雑草の除去をしてもらっている。今年も50数本について綿密に調査し調査票を作成してもらった。最終日にリーダーさんがグラフを作成して生育の様子を生徒に説明する。


21日(木) 晴れ 生徒4名 会員5名 通常活動31名

 朝の活動前ミーテイングを、生徒たちが木漏れ日の丘から見下ろしている。活気にあふれる賑やかなおじさんおばさんの様子を見てどんな印象を持っただろうか? 今日はヤマザクラの保護を目的とする高木の除伐を体験してもらう。尾根の大ヤマザクラ周囲をリョウブやアラカシが取り巻いているので空間を広げてサクラの生育を促すのである。高木にロープをかけて決めた方向に伐り倒し枝を払って片付けていく。伐り倒したリョウブやツバキの木で階段補修用杭を作ろうと材料を数十本切り揃えてもらう。


22日(金) 快晴 生徒4名 会員8名 教諭1名

 今回のトライやるウィーク締めくくりにふさわしい良いお天気の下、まず4日間の体験をそれぞれの活動場所に行ってその成果と仕事の意義を復習した。ネザサの刈取り、マタケの除伐、ヤマザクラ周囲の高木倒伐を振りかえり、子どもたちとともに改めて達成感をかみしめた。休憩時に「今日は最終日なので君たち、やってみたいことがあれば言いなさい」と尋ねたところ4人が相談して「タケの除伐をもう一度やりたい」というので昼までの1時間再び大汗をかいて頑張った。昼からは毎木調査のまとめを聞いたあと、ご褒美の竹とんぼ作りを体験してもらった。上手に出来たトンボを高く遠く飛ばして大喜びで活動を締めくくった4名の中学2年生、5日間元気で楽しく事故もなく、本当によく頑張ってくれました。