エドヒガン一般公開 第8~12日

 4月1・3・5日と1日おきに雨が降り、入場してもらえたのは半分の2.5日であったが4月2日と4日は雨上がりで澄み渡る青空の下、満開のエドヒガンを求めてたくさんの市民皆さんが入場し、整備された活動地を散策した。

 青い空にピンクのエドヒガンが鮮やかに映えて、清楚で上品なエドヒガンの特徴が際立つ。早咲き・遅咲き、濃淡のグラデーションがいかにも原生のサクラらしくて、観るひとの心をいやしてくれる。

 一般公開も回を重ねるにしたがって整備区域が拡大し、毎年訪れる人たちが年々明るさをまし変貌していく渓に目を見張り、称賛と労いの声をかけていただくことがうれしい。頑張ってきてよかったと思う瞬間である。

 新たに整備を始めた南活動地を1部公開できたことも特筆すべきことで、多くの入場者が南に足を運び、発掘・復元した炭焼き釜跡から尾根のヤマザクラ巨木、子どもたちと知事がエドヒガン10数本を植樹したイバラの斜面を回遊して、整備域が拡大し続けていることを喜んでくれた。

 今年の公開は雨の影響で8・5日間と日数は過去最少であったが入場者数は:大人1638 子ども443 計2081人、会員211を合わせ2292人と沢山の入場者でにぎわい幕を閉じた。会員皆さん、本当にご苦労さまでした。来年はさらに喜んでいただける渓になるよう力を合わせて頑張りましょう。


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コメント: 1
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    神戸市・三好 郁二(4月6日) (月曜日, 06 4月 2015 16:38)

    今年度の「盛大な一般公開」を無事終えられ、皆さん本当にお疲れ様でした。今回は「南活動地区」の一部公開も加わり、「2,300人」もの入場者を迎えての大盛況下、本当におめでとうございました。皆様のたゆまざるご努力のもと、年々のめざましいご発展に心からの敬意と祝福を申し上げます。何時もの「素敵な写真」も楽しみに拝見しております。以上