7月18日(木)最も大切な活動 曇り 8:20~12:30

参加者:23名

 蒸し暑い梅雨の渓、前日までの雨で木々は一層緑濃く、九十九折れの坂道は茂ったネザサで半ば覆われている。先週は雨で休止、この時期は活動を1回休むとすっかり様変わりになる。2台の刈払い機で入り口からあずまやまですっきりと刈り込んでもらう。

 群落の貴重な山野草・樹木の幼木保護を続ける。ネザサがどんどん茂ってみつけるのも一苦労であるが、新人の皆さんも徐々に慣れてきて雨露に濡れながら黙々と手刈作業を続けている。

 イバラ斜面に今年移植したエドヒガン苗木も雑草やノイバラに埋もれてしまった状態で、とにかく周囲半径2mの草抜きを行う。イバラやクズを根こそぎにするのは骨の折れる作業である。排水溝の掃除もだいぶん進んで大雨にも耐えられるようになったと思う。整備区域が広がるにつれてメンテナンスに多くの時間を割かねばならなくなってきたが、渓の景観を守るためには最も大切な活動である。