3月7日(木)陽明小3年生ペンダント授与式 曇り 8:10~12:20

参加者:28名 

陽明小3年生児童47名 校長、担任、先生

保護者:8名

 今日はこの子たちの体験学習最終日、1年間の頑張りをたたえてペンダントを授与する。九十九折の坂を下ってくる子供たちの声が、いつもに増して明るくはじけて、渓に響き渡る。

 ボランティア大先輩のUさんから“渓のサクラは森も学校”のお話を聞く。「この渓にはエドヒガンはじめ6種類も野生のサクラがあり、咲く時期や咲き方が異なるので3月下旬から5月上旬まで楽しむことができます。花の蜜めがけて小鳥もたくさんやってくるし、アマガエルや虫たちも多くみられるよ。ここは森の学校、これからも森を大切にして観察を続けてください」心を込めたお話に静かに耳を傾ける。

 渓を見学し、猪名川で石投げに興じる。子どもたちにとって川はまたとない遊び場であり、学びの場でもある。もっと清らかで豊かな川になってほしい。広場では6班に分かれ、おじさんおばさんと輪になって、1年間学んだこと、心に残ったことなどを発表し、お話し合いをした。一所懸命に発表する子供たちと、目を細めて聞き入るおじさんおばさんと心の交流が深まる。春休みには,いただいたフクロウのペンダントを胸にかけてお花見に来るよと約束し、握手を交わして帰っていった。