2月1日(金) 陽明小3年生体験学習 曇りのち晴れ 8:20~12:40

 

参加者:27名 

陽明小3年生児童46名 校長・教諭 保護者5名

 雨で順延の体験学習、早朝は小雪がちらつき肌寒い曇り空であったが、子どもたちが渓に下りてくる頃にはお日さまが顔をのぞかせ、10時ごろには青空が渓いっぱいに広がる。順延でいつもより10名ほど少ない参加者をあれこれやりくりして学習を始める。

ササ刈は上部斜面、先ずハサミの持ち方、腰ひものむすび方をおさらいする。そのあと、3~4人毎に分かれ、おじさんおばさんに見守られながら斜面に入ってチョキチョキとササを切り始める。最初は寒さに肩をすぼめていた子らもすぐにエンジンがかかり「これはササやネ?」「オッチャン、こんなに長いのが切れたよ!」「これ、なんの木?なんで残しておくの?」おしゃべりや質問をしながら少しずつ刈広げていく。今はちょうど芽吹きの季節、クロモジやモチツツジの枝を観察して「これが花の芽、これは葉っぱの芽だよ」と教えてもらう。刈り終わった斜面を見下ろして「明るくなった、すっきりした!」と達成感を味わい、ハサミの手入れを入念に行った。

エドヒガンの調査は、長さをメジャーで測る勉強を終えたばかりの子どもたちにはとても良い実地訓練になったようだ。植物が生長するには生育条件が大切なことも、目と耳と手で確認することができた。

締めくくりはみんなで猪名川の漂着ゴミ拾い、おじさんおばさんに見守られながら川沿いにゴミを拾い集める。集めたゴミは分別して袋に詰め、対岸の旧道まで川の上をロープで渡す。今日はそのロープ引きを手伝い「それ引け!」の合図で“ワッショイ、ワッショイ!”と力を合わせて引っ張った。