参加者:27名
渓の朝は4℃で快晴無風、H30年の仕事納めにはまたとない活動日和である。Tさんがしめ縄を作ってきて、シンボルエドヒガンに飾っている。年の瀬の慌しさをかいくぐって27名が参加し、前回同様3カ所に分かれて活動する。
ナバナの斜面には階段作りの槌音が響く。2月初めには子どもたちが植樹するので安全な作業道づくりを急がねばならない。今日は30段ほど出来上がり何とか間に合いそうである。
数名の女性には、渓の低木の種子を採集してもらう。コバノミツバツツジ・モチツツジ・コバノガマズミなど美しい花や実をつける樹木を発芽させて南のエドヒガン植栽林の下に植え、地滑りを防止しつつ、里山の景観を創造していこうという試みである。採集した種子は持ち帰ってそれぞれの工夫で発芽に挑戦するとのこと、来春の好結果を楽しみにしたい。
あずまや上部斜面の刈込が完了した。改めて見上げると見事な“築山”になって、来年の春、コバノミツバツツジが一面に咲いたらどれほど素晴らしい眺めになるだろうか、みんなの胸がときめく。
達成感いっぱいに活動を終え「佳いお年を…! 来年もガンバリマショウ!」と笑顔で声を掛け合って渓の仕事納めとした。