11月15日(木)“上部斜面を黄葉の築山にしよう!” 晴れ・薄曇り 8:20~12:20

参加者:30名 来訪者:北摂里山事務局

 エドヒガン群落上部の斜面はまさに秋たけなわ、ナラガレで10本以上のコナラが枯れて天空にぽっかりと穴が開き、陽光が燦々と降り注いで中・低木が生き生きと輝き始めた。この機会をとらえてササを刈りこみ、アラカシやネズミモチ、ヒサカキなど常緑樹を除伐して一層明るい“築山”にしていこうと、ノコギリとハサミの手作業で整備を進める。渓のサクラのエントランス域だけにここはしっかり整備してアピールしていきたい。

 南・イバラ斜面(写真)の伐採もずいぶん進展し、エドヒガンやナラガシワ植栽の準備が着々と進んでいる。この斜面が夏緑樹の林になれば、小鳥がコバノガマズミやムラサキシキブ・ウグイスカグラなど、低木の種を運んでくれて明るい林が実現するだろう。夢が広がり楽しみがいや増していく。

 来週の体験学習に備えて工作用のタケ伐り、北区の枯死したコナラの除伐なども行う。北は特に枯死したコナラが多く、立ち入りを制限中であるがようやく落枝も収まってきたので通路の安全を図るため徐々に倒していきたい。