7月19日(木)“豪雨の爪痕修復:PART2” 晴れ 8:20~11:50

参加者:25名 来訪者:北摂里山

8:20の渓は気温27℃、湿度は81%であったが10:30には31℃、55%に大きく変化した。出がけに気象予報士が「命に危険が及ぶ暑さなので炎天下の作業は避けてください」と呼びかけていた。木陰が多いとは言え渓の整備作業は過酷なので「10:30まではゆっくりと作業をして、休憩後は道具の手入れ、観察もしくは帰宅することにしましょう」と呼びかける。

作業は先週に引き続いて、南排水溝渡り道の修復、中央斜面の手作業による整備、山野草の保護柵・ロープの設置、カシナガ捕獲調査などを行う。水没したカンザシギボウシは3株ともは被害なく、先週救出した自生のリンドウも枯れずに生息していることを確認して胸をなでおろす。渡り道の修復も順調に進み来週には“開通”の見込みである。

カシナガ班は、今日の酷暑を見越して8:00の“早出”を呼び掛け頑張ってくれた。後刻の報告ではこの3週間で新たに23000頭、累計では110800頭を捕獲したことになる。感覚的にはピークを過ぎたように思われ、今年新たに枯れる木は最小限に留められそうである。

約束通り休憩後の作業はすべて中止し、あずまやで相談や雑談、道具の手入れや機器のチェックなどを行い12:00前には全員の退場を確認して終えた。