7月12日(木)“豪雨の爪痕を懸命に修復” 曇り・晴れ 8:20~12:30

7月12日(木)曇り・晴れ 8:20~12:30

参加者:33名 

西日本に大災害をもたらした豪雨の日々がやっとあけたと思ったら、入れ替わりに酷暑がやってきた。これは一体どうしたことか、身も心もうだるような暑さである。それでもみんな渓の様子が気になるのか、33名の大人数が参加して爪痕の修復に汗を流す。

南菜花斜面の植栽エドヒガンが3本豪雨と風のためか根元から折れていた。径10㎝を超える成長著しい若木だが、よく観察するといずれも樹名板の紐が食い込んだ古傷のあたりで折れていた。樹名板の取り付け方にも注意と工夫が大切であると、身を犠牲にして教えてくれた。さらに枝が密集しすぎていることも原因かもしれず、冬期に少し枝打ちが必要かもしれない。萌芽再生してくれるとよいのだが…かわいそうなことをした。

猪名川沿いの遊歩道も、いつものごとく水没して排水溝の渡り道が流失していた。前回に比べると壊れ方は軽度なようだが、修復には数回の作業が必要と思われる。

No85の植栽エドヒガンは洪水のたびに水没するのだが今回も流失を免れ、枝にかかったゴミを取り除いてやるとしっかり天に向かって立った。径も10cmを超え、太い根を張って頼もしい限りである。そのすぐ隣数mのところは斜面が崩落して、自生のリンドウが2mほど下に落ちていた。幸い株は傷つくことなく残っていたので上の段に移植した。