6月28日(木)“活動の原点に戻って…PART:2” 曇り8:20~12:30

参加者:32名 訪問者:6人

  梅雨の晴れ間で高温多湿、じっとしていても汗が噴き出す渓で、14日に続いて中央斜面の整備とカシナガ捕獲調査、貴重な山野草の保護をみんなで行う。生物多様性の森が実現しても、それが何かに役立たねば活動が長続きしない。そんな思いで学習の森、文化の森づくりめざしてさまざまな活動を進めてきたが、なんといっても原点は森の整備である。イベントが一段落したこの時期に“活動の原点に立ち戻って”みんなで整備に励もうと頑張る。

 ハサミ・ノコを用いて慎重に整備を進める傍ら、刈払い機も4台使用し、あらかじめ区域を定めていたのだが、十分な意思疎通と確認を怠って保護すべき山野草を一部刈り取ってしまったので、これからの進め方について話し合い、先ず中央地区について保護マップを作成して認識を共有することにした。

 6月末のカシナガ捕獲調査も行い、この2週間に38,900頭、累計87,800頭を捕獲した。トラップの周囲が明るいほど捕獲数が多いので、その意味でも雑草の除伐は有効である。

 渓を訪れる人が2組6人、3世代の4人は、おばあさんが、夏休みでUSAから帰省した母子を伴ってきてくれた。もう一組はよく渓にきてみんなとすっかりなじみの母子2人で、差し入れのお菓子をいただく。私たちの活動日を覚えて来てくれることが嬉しくみんなで歓迎した。