6月14日(木) 原点に立ち戻る 8:20~12:20

参加者:27名 

梅雨の晴れ間、雲一つない夏空である。中央上部の斜面は“ナラガレのおかげ”で燦々と光が降り注ぐようになった。けれど前年に刈り残した区域はネザサが背丈ほど伸びて薄暗い。今日は活動の原点に立ち戻って、みんなで一斉に雑草の除伐をしようということになった。刈払い機4台をフル稼働して刈り込む区域、ハサミとノコギリを用いて残すべきは残しながら慎重に刈進む区域に分けて取り掛かる。経験の浅い会員にはベテランが横について手ほどきをする。残す樹木、山野草はピンクのリボンをほどこす。すっきりと達成感を味わえるほどの成果を上げ、「やっぱり刈り込むと気分がよいね!」とみんな満足げである。

 カシナガトラップの捕獲調査も行い、後刻の報告によれば新たに3万頭超をとらえたとのこと、先週末に指導員が来てあれこれ注文を付けられたが、私たちのやり方でも十分効果があると判明し安心した。

 会員の2人が、ナラガレで根元を残して枯死したナラガシワを根元から80㎝残して除伐した。「根元から萌芽した数本の新芽が育って“台場ナラガシワ”として蘇ってくれるとうれしいね!」と、みんなで楽しみにしている。