6月7日(木)曇りのち晴れ 8:10~12:20 緑台小3年生環境体験学習

 

参加者:26名 

緑小:児童34名 先生 保護者2名

“スズメバチにハラハラ、子どもたち躍動!”

 近畿地方は昨日梅雨入り、幸いにも早速梅雨の晴れ間にめぐまれるが、渓に入るや直ちに緊張が走る。樹液の甘いにおいが辺りに漂い、そこここのコナラにスズメバチが集まっているではないか。ハチジェットスプレーを手に人知れず緊張しっぱなしの半日であった。

 子どもたちは水鉄砲づくりに興じる。綿密に準備した竹筒(マタケ)押し棒(シノタケ)粘着フェルト・ガーゼ・タコ糸、5種類の材料をおしえに従って組み立て、バスタブの水を吸い上げて勢いよく飛ばしていた。

 別の班はノコギリの実習である。あらかじめ準備した手ごろなリョウブを、2人が組になりおじさんおばさんに見守られてノコで伐ってみる。初めてにしてはきれいに切り落とす子もいてみんな集中して取り組んでいる。切り取ったものを持ち帰りたいという子もいるが、渓の栄養になるので持ち帰りはやめようと教えると素直にうなずく。

 前回植栽した苗木の生長を確認し、増水して石投げができない川に心を残しながら、みんな意気揚々と戻っていった。

 子どもたちが帰った後、環境保全功労・知事表彰を囲んで記念撮影、今まで数々の表彰をいただいてきたが、またひとつ“勲章”が加わった。

 

反省会:渓のサクラ4名と教頭・担任で反省会を行う。次回は10月下旬、ドングリがみのる頃である。