12月14日 環境体験学習、冬の渓見学 曇りのち晴れ8:10~12:30

陽明小3年生:環境体験学習、緑台小3年生:冬の渓見学

陽明小:児童53名 校長 先生 保護者5名

緑台小:児童72名 先生

参加者:37名 

訪問者:北摂里山博物館 市広報室・環境創造課 

 

“初雪…子どもたち、躍動!”

 今年初めて、渓はうっすらと雪化粧し、風は身を切るように冷たい。けれど、忘年会の余韻か、今年最後でしかも両校の児童がやってくるからか、37名もの参加者で活気にあふれ、準備や打ち合わせに余念がない。万端整ったころ,両校の子どもたちが歓声を上げながら九十九折れの坂を下ってくる。

ノコギリでナラガレの片付け、手伝ったよ!

 体験学習は、生物の冬支度と落ち葉や枯れ枝が渓を育む仕組みについて藤田さんのお話をきいた後、落下したナラガレの枝が早く渓の栄養分になるようノコギリで伐り刻んだ。自分たちが豊かな渓の手助けをしているのだと納得した子供たちのヤル気は素晴らしい。直径10㎝の太い枝もあっという間に切り落として“得意満面”ノコの使い方もみんな確かに上達した。そのあとは楽しみにしていたハト笛づくり、折戸さんはじめおじさんおばさんに見守られて、全員ピーピーとよく鳴る笛を作ることができた。

冬の渓は明るいな! 川の水きれいやな…

 緑台小の子どもたちは1時間半かけて初冬の渓を見学した。

「葉が落ちて渓が明るくなった。どれがエドヒガンか区別がつかなくなった」

「空気が冷たくて空がきれい!」

「猪名川の水に空が写って美しい!」季節の移ろいをしっかりとらえていた。川で石投げを楽しんだが、流れ着いたゴミに目ざとく気づいた子もいた。次に来た時、しっかり拾ってくださいね。

やっぱり、フユイチゴが一番や!

 満足げにハイタッチして帰る子どもたちの笑顔は、入ってきたときよりもいっそう輝いて見えた。両校の担任に訊くと、今回一番印象に残ったのは、やっぱり、ほのかに甘酸っぱいフユイチゴを摘んで食べたことのようでした。