11月16日(木)“渓の錦秋をバックに…パチリ!” 快晴 8:20~12:30

参加者:29名

 あずまやの上部、コナラが数本枯れて空はポッカリと穴が開いたよう、植生の多様化が進んだ斜面にさんさんと朝陽が降り注いでいる。錦おりなす斜面をバックにみんなでパチリ…!

 “万年青青、紅玉を抱く”日本人は古来緑の草木に赤い実がなるさまを、縁起の良いものとして好み、愛でてきた。渓のサネカズラが紅い実をたわわにつけている。サネカズラの蔓はあちこちに生えているがネザサと一緒に刈り取ってしまい、実のなるまでに成長することが少ない。最近は注意して整備するようになり、それにつれて秋の実りを見ることが多くなってきた。タケで支えるなど保護に力を入れている。

 市の公園緑地課が北県民局に打診してくれていたナラガレ高木の除伐が実現することになり、職員4名が除伐する枯木の特定に来てくれた。課長によれば今回12本を除伐してくれるという。入口の九十九折れ遊歩道沿いや、子どもたちが活動するエドヒガン群落周囲の樹径の太いものを選んで除伐してもらうことにした。早ければ年明け早々にも実現する見通しになり、大変ありがたくホッと胸をなでおろす。

 6丁目のシダレザクラ園の雑草刈り込みや、南川沿いの台風被害の修復、階段の整備など数カ所に分かれて楽しく汗を流した。