11月9日(木) 渓は秋を彩る 晴れ 8:20~12:20

参加者31名

 渓は今、中・低木の夏緑樹がさまざまに秋を彩る。コバノガマズミはまっかな実を朝陽にきらめかせる。ヤマコウバシは鮮やかなオレンジに色づいてあちこちを明るく染めている。この前まで緑だったコシアブラも黄白色に変わり始めている。ヤマハゼの若木も紅葉して愛らしく彩りを添えている。いつまで眺めていても飽きることのない渓の風景…。

 遊歩道・作業道をふさいでいる台風の倒木はすべて片付いた。九十九おれ坂のコナラにかかり木していた1本、南ご神木ゾーンに倒れこんで道をふさいでいたコナラの大木(径30cm超)は、四家さんと折山さんがチェンソーを使い、みんなで力を合わせて枝を切り刻んで片付けた。

 南へわたる排水溝の、階段修復も完了した。陽小・緑小の子どもたちが今年移植したエドヒガンは背丈ほどに生長したので、腰の高さにタケを渡してささえを施した。センダン坂の斜面に9月にまいた菜花の芽が“間引きが要る”ほどに生えているが、幸か不幸かイノシシが“耕す”のでしばし様子を見よう。