10月6日(金)陽明小授業支援 9:20~12:00

参加者:10名  Fさん(会友)

 3年生の子どもたちが戦争について学ぶ「ちいちゃんのかげおくり」授業の支援に、渓のサクラを守る会から10名が参加して学びをお手伝いした。子どもたちは2学期に入って10数回学びを重ねそのまとめとして、戦前・戦中・戦後を生き抜いてきた“お年寄り”の体験談を聴きながら、家族の絆や愛情を断ち切る戦争の悲惨さ、平和の大切さについて学びを深めようと云うのである。最長老のFさん(88歳)は学徒動員で飛行機の製造工場で働かされた経験がある。藤村さんは工場が爆撃を受けた時の恐ろしい体験を話し、そのときに拾って保存していた爆弾の破片をみんなに触れさせて「戦争は絶対やっちゃあいかん。平和な日本がいつまでも続くように祈っているんだよ。」と語り聞かせた。そのあとグループに分かれておじいさんおばあさんと子どもたちで話し合ったが、そのまなざしは真剣そのものだった。