8月31日(木) “夏休み終わり! 活動再開!” 快晴

参加者:30名

 この夏は雨も少なく、とにかく暑かった! なので、体調管理のためにも3週間の夏休みはとても有効だった。昨日あたりから朝夕は気温が下がり、秋を思わせる涼風が立ち始めた。今日は快晴だが渓は風がそよそよと吹き渡って、絶好の活動再開日和である。

 夏休みの間も、関西広域連合フォーラムの資料作り、カシナガ捕獲調査やエドヒガン苗床の草むしり、キノコ観察会の来訪おもてなし、遊歩道の手直しや南菜花斜面の雑草除伐などに汗を流してくれていた仲間も数多い。感謝の報告をした後さっそく活動を始める。

 訛った体をストレッチで入念にほぐしていると、額ににじんだ汗が木陰を吹く風にぬぐわれて心地よい。今シーズンまだ刈り込んでいない区域はネザサや雑草が背丈ほどに伸びて一刻も早い整備を促しているようだ。特に南のエドヒガン植栽斜面は草に埋もれてしまっているのではないかと気がかりである。さっそくかけつけると、なんと!菜花の斜面はすっきりと刈り込まれているではないか。きっと折戸さんがやってくれたのに違いないと、改めて感謝しつつ斜面を刈り進んで、すべての植栽エドヒガン周囲のクズ蔓やイバラなどの雑草をすっきりと除去した。

 カシナガの捕獲調査も行う。約1週間ごとに調査を継続してきたがT式トラップは着実に改良がくわえられて所要時間がほぼ半減し、今日の調査は1時間30分で完了した。その熱意に頭が下がる。

 中央エドヒガン群落・上部斜面に生い茂ったネザサを、多様性が進んだ区域を除いて刈払い機で除伐することにし、早速取り掛かってもらう。

 東屋の屋根に葺いたタケの隙間のゴミを取り除いて、タケ用の防腐剤を塗布した。これで数年は補修せずに保てそうである。