7月20日(木) "サア夏休みがスタート! " 子どもたちがさっそく渓に (晴れ) 8:20~12:30

参加者:34名 

 今日、20日の活動日は、子どもたちにとって1学期の終業式、楽しみな夏休みがスタートする日である。10:30の休憩を終えて,サアもうひと頑張りしようとしていた矢先、にぎやかなこどもの声が近づいてきて何事かと思って上部斜面を眺めていると子どもたちが一人、また一人と小走りに下ってくる。終業式を終えた子どもたちがお母さんや妹・弟を連れてさっそく渓のさくらを守る会にやってきたのだ。12:00前には幼稚園から小学6年生までの子ども達16人とお母さんたち6人がおにぎりやおやつ、水筒を持って遊びに来てくれたのだ。こんなことは10年目にして初めての出来事、みんな驚くやら喜ぶやら、大歓迎である。

 聞けば近々どこかのお家で“そうめん流し”を楽しむのだそうで、タケがほしいとのこと、早速おじさんたちが頃合いの青竹を数本伐りだしてきて持ち帰りやすい長さに切り揃えている。その間子どもたちはみんなで川遊びに興じ、お母さんたちはおじさんのお手伝いをしながら楽しいおしゃべりを続けている。

ひとりで行動しない、走り回らないという渓のルールを体験学習などで十分わきまえた子どもたちである。上級生は幼稚園児の面倒をしっかり見ながら自分たちも楽しんでいるので、私たちはその様子を、目を細めて見守るだけでよいのだ。私たちが企図した“ふる里の森”にまた一歩近づいたことがうれしい。

 今日の活動は前回に引き続きカシナガトラップの設置、ササ・竹の除伐、入口の除草、シダレザクラ園の手入れなど、熱中症に万全の注意を払いながら行った。