6月22日(木) 陽明小3年生体験学習 曇り・晴れ

 

参加者:35名 

陽明小児童54名 先生 保護者4名

“エドヒガンの森へ行こう!”

4月13日のお花見見学とは全く様変わり、緑濃いエドヒガンの森に陽明小3年生がやってきた。今年は虫が少ない。いつもならエドヒガンの葉っぱを食べてときおり糸にぶら下がって落ちてくる青虫も、蚊取り線香をかいくぐるようにまとわりつく蚊もほとんどいない。子どもたちにとってはラッキーな6月かもしれない。

 今日子どもたちは初めて剪定バサミを使う。先ず腰にひもを巻いてハサミのケースをぶら下げ、しっかり結ぶことから始める。ハサミをケースから出したら刃先を人に向けないこと、ササの中ほどをつかんで根元を切ること、隣の人との間隔を少しとって手前から除伐していくこと、などをおじさんおばさんに教わりながら真剣なまなざしで集中して取り組んだ。おじさんたちが準備しておいた細い木の枝を切る練習もしてみた。ノコギリは次回から始めよう。

 エドヒガンの苗木植栽も行った。教えられたとおりの順序に従って植え込んで根元を堆肥で被い、たっぷりと水やりした。先輩が渓のさくらんぼを持ち帰って学校で育てた3本の苗木もいっしょに植えこんだ。隣の畦には去年植えたエドヒガンがもう大人の背丈ほどに生長している。

 先生がグリーンフラッグを持ち歩いて子どもたちを応援している。6年前県知事から“環境学習優秀校”にもらったこの旗が毎年子どもたちの姿を見つめてきた。今年も1年間頑張ろうね!

 夕刻、陽小で行った反省会で、子どもたちがさっそく作った“エドヒガンの森へ行こう:まとめ”を見せてもらった。初めての体験学習を精一杯楽しんだ子どもたちが目に浮かぶような作品だった。