緑台小3年生第1回環境体験学習
参加者:36名
緑小:児童71名 教頭、担任、教諭 保護者4名
訪問者:市みどり土木部 北県民局
4月13日にお花見にきた子どもたち“エドヒガンがなくなった!”と、すっかり様変わりした渓の様子に驚きながら初めての体験学習に取り組む。前回の訪問でエドヒガンは絶滅危惧種というお話を聴き覚えている子が、みごとに花開いたキンランの周りでおばさんの説明を聴いて“キンランもぜつめつきぐしゅやてェ!”と声を上げる。“なに?それ”“どんどん少なくなるので守らなあかんモノや”“そしたらこれも大切に守らなあかんなあ!”またひとつ、自然の中で守るべき命があることを学ぶ。
エドヒガンの苗を二人で1本植樹した。次に来た時はどの位生長しているだろうか。秋には子どもたちの手で支えを施すことになるかもしれない。
ハサミ・ノコギリを渓で初めて使ってみた。おじさんから使い方を念入りに教えてもらって、ハサミでササを刈り、ノコで細い枝を伐ってみた。みんな集中して取り組み、瞳がキラキラ輝いていた。
キセラせせらぎ公園と水明台エドヒガンの森、双方にサインを設置
“交流がつくる新しいまち”をキャッチフレーズに開発が進む「キセラ川西」その推進役みどり土木部から部長はじめ職員が県のまちづくり参事を同道し、サイン2基を持ってきて、渓の入口とあずまや周辺に設置することになった。寄贈したエドヒガン・ナラガシワのサインと共に、せせらぎ公園側には「‥…ぜひ水明台エドヒガンの森へ足を運んでください。」水明台側には「‥…ぜひキセラ川西せせらぎ公園へ足を運んでください。」とある。キャッチフレーズに相応しい末永い交流が実現してほしいと思う。
10年目に、なんとギンランが開花した!
今朝体験学習の準備中、エドヒガン群落の下段にギンランの真っ白い花を見つけみんな大興奮! 注意深く探すと7株もあり小さいがどれにも花芽がついている。この渓にキンランは相当数確認しているがギンランは10年目にして初めてである。やっと快適な環境になって、長い眠りから目覚めたのであろうか、生命力の強さに感動させられる。多様性がまた一歩前進!
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