参加者:27名 (緑小みどりルーム)
ずっと仲よし渓のさくら
子どもたちはきっと、渓でペンダントをもらいたかったに違いない。1年間、5回にわたる渓のサクラでの体験学習を頑張って、ご褒美のペンダントをいただく日、雨でみどりルームでの授与式になった。
まず、いつものようにおじさんからお話をきく。“渓の木々は冬芽が膨らんで春を迎える支度が進んでいるよ”と聴いて渓の景色に思いを馳せ、“1年の貴重な体験を思い出そう、君たちは今記憶力の発達する時期、渓での数多くの体験は、将来どんな人になっても折に触れて蘇り、身についていると思うよ”との語りかけを真剣なまなざしで聴いていた。
ペンダントを一人ひとり首にかけてもらい、4~5人の班に分かれておじさんおばさんと話し合いをした後、子どもたちは渓での体験をそれぞれが発表し、歌をプレゼントしてくれた。
「渓のさくら道」
♪このさかみちおりたら たにのさくらがあります
小さな なえ木やさしくつつみ みんなでそだてます
あおぞらにだかれた たにのさくらのぬくもり
さくらがさくのをぼくは 毎年 楽しみにしてます♪
♪このかいだんおりたら 大好きなあのけしき
川をわたるすんだ空気 うしろに鳥の声
たにの人のえがおも さくら色にそまります
たにのさくらをぼくは これから守りつづけていきます(繰り返し)♪
子どもたちオリジナルのこの歌詞をメロディーに乗せ、フラッグに掲げて、高らかに合唱してくれ、感動で胸が熱くなるひと時を共に過ごすことができた。フラッグの表には、大野山から流れる猪名川、満開のエドヒガン、緑の新芽、さえずる小鳥が描かれ、みんなのなまえが寄せ書きされ、そして
“ずっと仲よし 渓のさくら”と大書されている!
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