10月20日(木)新たな活動地「シダレザクラ植樹地」の整備 晴れ 8:20~12:30

参加者:23名 

 南活動地の上部、外周道路沿いに、10年前県の助成で造園された“シダレザクラ園”がある。6丁目自治会が管理してきたが、寄る年波で斜面での作業が無理になったことにより、渓のサクラで管理してほしいと依頼があり引き受けることにした。今日は参加者の半数を投入して先ずフェンス沿いのビヨウヤナギを低く刈り込むことにした。シダレザクラ・エドヒガン・ソメイヨシノ併せて数十本の花園だがスッキリ整備するにはかなり手間取りそうである。サクラ園の下部には私たちが保護するエドヒガンの高木や炭窯周辺に植樹した幼木が多数ある。あたりのマタケや雑木を除伐して遊歩道を開拓し、水明台エドヒガンの森入口―あずまや―天然記念物エドヒガン群落―猪名川河畔―ナラガシワのご神木―炭窯跡―尾根のカスミザクラ―シダレザクラ園に至る回遊路をつくるという、壮大な計画に向かっていよいよスタートすることになる。

 来週の体験学習材料のマタケ伐り、ご神木周囲の砂入れ、入口コナラ大木のナラガレ手当(穿孔に竹串を刺し込む、気の遠くなるような作業)も並行して行った。北排水溝口、川端のクヌギ・アベマキの幹にもフラスが確認された。アベマキは黒い樹液が出ているので大丈夫と思うがクヌギは何とか助けねばならない。次の救出ターゲットはこの木にしよう。