6月23日(木) ど根性エドヒガン? 8:30~12:00 曇りのち晴れ

参加者:15名 (写真:活動地入口前の朝の清掃)

 今年の梅雨は“じめじめ”型ではなく“ザアザア”型だという。大雨・洪水警報が7時過ぎまで出て今日の陽明小体験学習は1週間延期になった。けれど8時にはすっかり上がり薄日が射してきた。皮肉なものだと思いつつ渓に行ってみると、何と刈払い機のエンジン音が響いている。昨夜の激しい雨がウソのように青空が広がり15名が参加して活動が始まる。

 来週の学習に備えて、見学通路・炭窯周囲の除草を始める。みるみる背丈を伸ばすタケノコやネザサがあたりを覆い尽し、折角自生してきたナラガシワの発芽もすっかり隠れて探し当てるのにひと苦労である。それでも除草を進めると大きい方の炭窯口にエドヒガンの幼木を見つけた。“ど根性エドヒガン”とみんなが笑顔でみつめる。ボロギクも繁茂してすでに蕾をつけているものもあり、根こそぎ引き抜く。

 学習でエドヒガンの苗木を移植する畑もすっかり準備が整った。隣の畦には5月に緑小の子どもたちが植えた苗木が元気に育っている。別の畑にはナラガシワの苗木も数十本、順調に生育している。目的林マップに従って、これらの苗木が渓のあちこちに再移植される日も遠くないだろう。