6月2日（木）　ササユリと爽やかな日　晴れ　8：20～12：30

参加者：27名　

来訪者：北摂里山博物館さん、川西市教育委員会さん、ササユリ観察に訪れた人：11人

　緑の海に真っ白やピンクの帆が漂う姿に似て、渓のあちこちにササユリが咲いている。情報に耳聡い市民が観察に訪れ、渓はいつもより活気にあふれる。ササユリのスケッチに余念のない人、散在する花を求めてゆったりと散歩する人、会員に労いの声を掛けながら談笑している人、“梅雨はいったいどこへいったの？”と問いたくなるような青空と爽やかな風に、言い知れぬ心地よさを感じる渓の朝である。

　前半、参加者の半数は雑草が繁茂してきた入口斜面の草刈りを、刈払い機と手作業で行う。他は植樹エドヒガンの生育調査、タケの除伐、山野草の保護、緑中から依頼された“間伐木を活用した時計”の板づくりなど手分けして行う。

　休憩後はササユリの開花調査など観察を楽しんだ。川西市の生涯学習講座の事前視察に担当のSさんが来訪し、ササユリやエドヒガン・ナラガシワなど貴重な植生の渓をくまなく見学して行った。