5月25・26・27日(水・木・金) トライやるウィーク活動支援 第3・4・5・日 曇り一時小雨 8:40~16:00

 

参加者:19名 緑台中:4名×3 担当教諭

 後半3日はお天気がいまいちで、曇り空から時折小雨がぱらつくこともあったが、当初スケジュールのすべてを消化することができた。

 

 3日目は植樹エドヒガンの毎木調査、いつもトライやる活動時に生徒たちの手で継続調査している。今回もH23年植樹分について幹の直径と陽当たり具合などを観察・調査したが生育の差がますます開いて、グラフにした生徒たちも驚いていた。

 

 4日目は作業道づくりに挑戦した。“尾根のカスミザクラ巨木”の周囲に回遊路を設け階段も作った。ツルハシやトグワで道を切り拓きカケヤで杭を打ち込むきびしい力仕事に、汗まみれになって取り組んた。

 

 5日目はチェンソーでアラカシ・コナラの高木を倒した。と言っても、もちろん生徒たちは仕事の意味を学びアシストするのである。15mもあろうかという高木を狙い通りの方角に倒すためロープを引いたり、木の枝を細かく切り刻んで片付けるのである。午後は、使った道具をしっかり手入れして片付けた後、5日間を振り返って活動の要点をまとめ、感謝の挨拶をして無事終了した。

 

5月26日(木)8:20~12:00 曇り 参加者:27名 

 トライやるウィーク活動のお世話組と通常活動組に分かれて賑やかに楽しむ。25日に今年初めてのササユリ開花を見つけ、Aさんが撮影して配信してくれたこともあって朝からササユリの話でもちきり、みんなうれしそうに観察している。

今日は前半、イバラ斜面の雑草刈取り作業をみんなで行ったあと、リンドウの発芽生育状況を確認したり、発芽したナラガシワの移植をしたり、イチヤクソウの生育・開花状況を確認してマップに記入したりと後半は思い思いに活動を楽しんだ。

RDB兵庫による稀少な野草、キンラン・イチヤクソウ・カンザシギボウシ・トンボソウ・コクランそしてササユリなどこの渓に生育している貴重な山野草を継続して保護・観察するため、チームを編成することになった。Fさんはじめ女性陣に期待するところ大である。