5月5日(木)快晴 ササユリの保護と舞台づくり 8:20~13:20

参加者:34名

 爽やかな新緑に包まれた渓、ついひと月前までは、つづらおれ坂を下ってくる人たちが確認できたのに、今は50m先も確認できないほど、ツツジ・ガマズミ・コシアブラ・ムラサキシキブなどの新緑に被われている。

 今年はササユリが爆発的に増えて、100輪ほどの花が咲くのではということである。ただし青虫・毛虫の発生する時期なので放置すれば花芽を食べられてしまう。そこで今年はササユリに甲冑剤を散布して、折角の花を大事に咲かせようということにする。ただしキンランは殺虫剤が禁物なので注意が必要、とにかく今日はササユリ・キンランの周囲を慎重に除草することにした。

 12日、エドヒガン苗木を子どもたちの手で植える活動を予定している苗床では土づくりを行う。川砂を混ぜると育ちよいことが経験上分かっているので川から砂を運んで混入した。

 あちこちに植えたリンドウの生育状況も観察した。何とか生き延びてはいるもののなかなか繁茂してくれない。最適条件を見つけるにはまだ時間が必要な感じである。

 コンサート舞台では背景画の取り付けに大わらわ、ちょっと危険な場面はあったが昼過ぎまでかかって何とか成功した。舞台下の溝はタケを運び入れ人工芝を敷いて、出演者の動きに支障ないよう配慮した。あれこれ忙しい一日であったが活気とやる気に満ちていた。