エドヒガンザクラの公開を終えて

4月4日(月:雨・曇り)  5日(火:晴れ)  6日(水:曇り)   来場者461(大人355子106)

会員:31名 

 Hina/Haruto/Misaの4年生3人組が猪名川へ直行し、ツバキの花を川面に浮かべて遊ぶ。

「オッチャン、花は自然に帰るかなあ?」「大丈夫、きっと水に溶け込んで栄養になると思うよ。

桜の花びらも浮かんでるね。いよいよ花吹雪の始まりやナア…」「ハナフブキってなに?」

「エドヒガンの花びらが風に吹かれて舞い落ちることやでェ」

「フウン…帰ったらママに教えてあげようっと!」

 エドヒガンやウグイスカグラ、クロモジなどが花の盛りを過ぎると、コバノミツバツツジの

濃いピンクと低木の鮮やかな若葉が彩りを競いはじめる。公開の12日間にも渓は刻々と

変化していたのだ。

 今回も楽しい日々の連続だった。子どもたちの歓声、1年ぶりの出会い、遠方からの来客、

そして何よりも交歓の場を提供できた喜び…。

実質11日間の公開期間中“水明台のまち山”は人びとのさまざまな交流を演出してくれた。

一般来場者は2340人(大人1873子ども467)会員延174を加えると2514人と、今年も

大勢の皆さんに楽しんでいただき、その心に何かしら渓の温もりを届けることができた

のではないだろうか?