H28年 春のエドヒガン公開

4月1日が満開予想

花冷えの休日から始まった今年の一般公開。

どんどん進んでいたエドヒガンの開花に少しブレーキがかり3分咲き、”菜花の斜面や入口などは5分咲き、天然記念物群落はまだ咲き始めたばかりであったにもかかわらず、開場を待ちかねたように子どもたちが両親や祖父母の手を引くようにやってきて、春の陽気に包まれながら笑顔いっぱいに遊びまわる。その多くは渓の環境学習を体験し、いわば勝手知った“学びの森”なのである。

大人の皆さんは、「毎年来るたびに新しい発見に出会えます」「また一段と明るい森になりましたね」「子どもたちの声が響き渡って元気をいただいています」「満開はいつごろになりますか?今度の週末にはまたきますよ!」などと、私たちに労いの言葉をかけてくれる。2日間で200人を超え出足は上々である。 

 

 28日は一日中断続的に雨が降り入場者は少なかったが、冷え込みが緩んで開花が本格的に進み始め、

29日朝、5分咲きを表示した。

緑台中の美術部員が10数人渓の写生にやってきた。女子部員が多く渓は一層華やぐ。人事異動の時期で、

渓での学習に関係していただいた先生があいさつに来てくれる。新任の先生へ引き継ぎもかねて、

ひととき思い出話に花が咲く。

 

 30日も好天に恵まれて開花が進み一気に7分咲きを打つ。緑台小の新4年生が先生方と一緒に大勢やってきた。全員もらったばかりのペンダントを誇らしげに首にかけ胸を張っている。

グリーンハイツスポクラ21歩こう会のおじさんおばさんもお花見を兼ねてきてくれる。

それやこれやで来場者は1日中ほとんど途切れることなく続いた。渓はいよいよ満開の時を迎える。

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3月26(土:晴れ) 27(日:晴れ・曇り) 来場者:219(大人:178 子ども:41) 会員:32名

3月28(月:雨) 29日(晴れ・曇り) 30日(晴れ) 来場者:381(大人:276 子ども:105) 会員:36名

 

3月31日の神戸新聞朝刊1面、および神戸新聞NEXTで紹介されました。