1月21日(木)晴れ 緑小3年生体験学習 8:10~12:30

 

参加者:35名 

緑小3年児童 43名 先生 保護者:5人

 「ゴミ渡し台の番線が腐敗して、壊れる危険があるので修理しています」と、Wさんが早朝からやってきて作業をしてくれている。拾った“ゴミの川渡し”は子どもたちにとってはメーンイベント、事故でもあったら大変である。こんな思いで黙々と修理し、安全を下支えしてくれる人がいてこそ、楽しい体験学習が実現するのだ。

 Oさんが懇切丁寧にハサミ・ノコギリの構造とただしい使い方とを話して聞かせる。だいぶ上達した今こそしっかり教えておこうという思いが伝わってくる。お話がちょっと長引いたが子どもたちはしっかり集中して聴いていた。

 今年は例年よりゴミの量が少なめだが、子どもたちは一つも見逃さないぞと、半ばうずもれているような缶やプラスチックの切れ端などを拾い集めて、おじさんおばさんの指導で分別し、ゴミ袋に詰め替えて渡し場へ、そこでロープに吊り下げて対岸へ渡していく。この瞬間、子どもたちの瞳はキラキラと輝く。

 ハサミとノコギリもがんばった。お話を聞いたばかりなので、いつもより手元に神経を集中して取り組んでいる姿が印象的であった。秋の学習に続いてササ刈りをしてくれたので上部斜面は本当に明るくすっきりと整備されてきて子どもたちは達成感に胸を張り、意気揚々帰っていった。

 子どもたちが帰った後、アカマツの枯れ木を倒した。20mもあろうかという高木で、途中で折れないかと心配したが、みんなで力を合わせて、周囲を傷つけることなく見事に倒すことができた。