6月4日(木) ヘルメットの重要性   晴れ 8:20~12:20

参加者:32名 

 “ヘルメットの着用励行”がおろそかになり、安全に対する意識喚起が常に必要であることを痛感する。実際、ササユリの開花状況調査をするにしても、コナラやエドヒガン高木の下で行うのだから、いつ何時枯れ枝が落下してくるかわからない。大けがをしてから気づくのでは後の祭りである。梅雨に入って枯れ枝落下の危険が増している。

 陽明小の校長から「サマーカーニバルで出し物を作るので竹を伐ってほしい」と連絡があり数名で8本伐りだした。地域のお祭りに学校が協力してくれるのだから、そのための材料提供は喜ばしいことである。

 南活動地斜面下のタケ密林の中からなんと3本のナラガシワ老木が見つかり、相当痛みつけられているものの何とか命をつないでいる。周囲のタケを一刻も早く除伐して救い出そうとみんなで大汗をかいた。服部先生・石田先生によるとナラガシワは貴重な植物であり保護すべきとのこと、7月9日石田先生が視察に来ることになっている。あずまや屋根のタケ葺きようにタケ割りを続ける。2mに切りそろえて割り、半円の径を測って記録しておく。葺くときにうまく組み合わせられるようにするためである。まさに職人の世界、仕上がりが楽しみである。