4月30日(木)晴れ 8:20~12:20

参加者:41名 見学:3人

陽明小6年生37人、校長、先生3人


4,5日来ない間に緑がいっそう豊かになって、梢に小鳥のさえずりが心地よく響き渡る。ササユリはぐんぐん伸びて先端に蕾を抱いている。キンランが黄金色の花を咲かせている。ジュウニヒトエも株数を増やしてブルーホワイトの淡い花を咲かせている。モチツツジも今年はたくさん開花した。サクラの時は過ぎても、心ときめく渓の自然につぎつぎと出会うことができる。

 そんな新緑の渓に41名もの仲間がやってきて、森のコンサートに向けての諸準備に汗を流した。南活動地から伐りだしたヒノキのベンチ材を朝一の元気なうちにみんなで広場まで運び込む。瞬く間に数十本のヒノキ材が広場に持ち込まれて、皮剥ぎが始まる。電気カンナの不調でとん挫したが、コンサートには何とか間に合わせたいものである。女子トイレは完成した。

 舞台の組み立てもほぼ完了し、子どもたちの描いてくれた壁画を取り付けてみた。緑のステージがパッと明るく輝いて、しばらくはみんな見惚れていた。

 陽明小6年生が渓のエドヒガン写生にやってきた。幹や枝を仰ぎ見ながら思い思いに描きとっていく。今日は幹と枝をしっかり描いて学校に持ち帰り時間をかけて完成する。そしてこの子たちが卒業する日に、全員の作品が晴れ舞台を飾ってくれるのである。