3月12日(木)晴れ 緑小3年生ペンダント授与8:00~12:00、他


参加者:35名

 ♪春は名のみの風の寒さや~♪渓は-1℃、吐く息が凍り指もかじかむ冷たさの中、いつもに増して元気な声を渓いっぱいに響かせて、緑小の子らがやってきた。「環境チャレンジ発表会」で見事に県教育長賞を獲得したあの子らである。

 小鳥がさえずり交わすペアリングの季節がやってきたこと、みんなはこんなに豊かな自然がすぐ近くにあって幸せなこと、これからも自然から学び取る子に育ってほしいことなど、お話を聞いた後、2班に分かれて、1年間親しんだ渓を改めて見学した。

 南活動地の炭釜跡にはみんな歓声を上げた。すでに炭窯Ⅱは発掘復元が終わって、担当者からこの窯で炭を焼いていた昔の人々のお話を聞いた。子どもたちの今日の見学に間に合わせようと何度も臨時活動をして復元してくれたおじさんたちに感謝!である。イバラの斜面では先輩たちが植えたエドヒガン苗木がすくすくと育っている姿も見学した。

 見学の後はおじさんおばさんとペアになって感謝のお手紙とクラフトをプレゼントし、しばらく一緒に遊んだ。そしていよいよメインイベント、1年間頑張って学習してきたご褒美のペンダントをいただく。恥ずかしいのか緊張しているのか、返事の声はちょっと小さめだったがみんなニコニコうれしそう、首にかけてもらったペンダントを掌でやさしく撫でていた。「これからも渓のこと、エドヒガンのこと決して忘れないよ」とみんなで誓って帰っていった。


3月12日(木)13:00~16:00

臨時作業:あずまや屋根修理の足場づくり

参加者:15名  H21年11月に竣工したあずまや、当時渓の景観との調和を考慮して屋根をネザサで葺いた。丸5年が過ぎてネザサの腐食が進みどうしても葺き替えが必要になり、建設事務所に修復工事をお願いした。工期は3月中旬から1か月程度、私たちにできることはやろうということで、足場づくりと腐食したネザサの撤去を12日の午後有志で行った。リーダーさんはプロ並みの腕利きで、みんな渡部さんの指示に従って黙々と作業を行い、良いお天気も幸いして15:30には一気に完了することができた。皆様本当にお疲れさまでした。