活動ブログ

11月9日(木) 渓は秋を彩る 晴れ 8:20~12:20

参加者31名

 渓は今、中・低木の夏緑樹がさまざまに秋を彩る。コバノガマズミはまっかな実を朝陽にきらめかせる。ヤマコウバシは鮮やかなオレンジに色づいてあちこちを明るく染めている。この前まで緑だったコシアブラも黄白色に変わり始めている。ヤマハゼの若木も紅葉して愛らしく彩りを添えている。いつまで眺めていても飽きることのない渓の風景…。

 遊歩道・作業道をふさいでいる台風の倒木はすべて片付いた。九十九おれ坂のコナラにかかり木していた1本、南ご神木ゾーンに倒れこんで道をふさいでいたコナラの大木(径30cm超)は、四家さんと折山さんがチェンソーを使い、みんなで力を合わせて枝を切り刻んで片付けた。

 南へわたる排水溝の、階段修復も完了した。陽小・緑小の子どもたちが今年移植したエドヒガンは背丈ほどに生長したので、腰の高さにタケを渡してささえを施した。センダン坂の斜面に9月にまいた菜花の芽が“間引きが要る”ほどに生えているが、幸か不幸かイノシシが“耕す”のでしばし様子を見よう。

 

11月2日(木) 快晴無風 8:20~12:30

参加者:30名 

訪問者:2名 陽明小愛護委員

 この秋一番の良いお天気、渓に降り立つみんなの顔も晴れ晴れとしている。エドヒガンの黄葉は始まったばかりなのに台風で吹き散らされて、天は一気に碧空が広がってしまったが、さまざまな夏緑樹が色づいて渓は秋たけなわの表情を見せ始めた。

 今日は、思い切って手に入れた高額な機器:チルホールが届いたのでさっそくみんなで“取扱い講習会”を開く。チェンソーを操る四家さん、機器取扱責任者の田畑さんを中心にして実機訓練をしたのち、早速台風で倒れたり折れたりしている高木3本を、いつもより時間をかけ、取り扱いを確認しながら安全に処理して片付けた。機器本体もワイヤーもかなりの重量で持ち運びに苦労したが、引っ張る力はさすがに抜群で、ナラガレや台風で荒れた渓の整備にはかくことのできない“助っ人”になりそうだ。

 南にわたる排水溝では、洪水後の恒例作業:階段と架橋の修復が進められている。休憩時、陽明小愛護委員のお母さんが登下校時見守りおじさん・おばさんの依頼・勧誘に訪れた。

 

10月26日(木) "緑台小3年生環境体験学習" 快晴 8:10~12:40

 

参加者:38名 

緑台小:児童71名 先生4名 研修生 保護者8名

“台風の後かたづけ、ぼくらもガンバルゾ!”

「すごい台風だったね、覚えてる?」

「台風21号やろ、すごい風の音で眠れへんかった」

「あずまやの上にもエドヒガンが倒れ掛かったんやけど、スイトンが守ってくれたんやでェ。台風の後片付け、おじさんおばさん頑張ったんやけど、まだやることたくさん残ってるんや。みんな、お手伝いしてくれるかなあ?」

「ハイ!」というわけで子どもたちの“ヤル気スイッチ”が入った。ハサミで木の枝を刻んでいる子らの写真、見てください。みんな瞳がかがやいているでしょう?!集中して取り組んでいることがよくわかります。

 もちろん、おばさんのドングリのお話も楽しく聞き、ハト笛づくり、ノコギリでペン立てづくりもしっかりと頑張り、6月に自分たちの手で移植した苗木の生長ぶりも確かめ、帰校したら早速取り掛かる“渓のサクラ、活動まとめ”のニュースを溢れるほど頭に詰め込んで意気揚々帰っていった。

 雨あがりでコナラの樹液が溢れるのか、スズメバチの活動が活発で、前日に16匹駆除した。少し心配していたが杞憂に終わりホッと一息であった。

 

10月24日(火) "台風被害修復活動 "晴れ 8:30~12:00 13:00~16:30

緊急臨時活動:台風被害の修復活動

参加者:30名 AM:(16名) PM:(18名) 

“渓のサクラの底力で台風被害を克服!”

 22日(日)夜から23日未明にかけて、久しぶりに強風を伴った台風21号が吹き荒れて、渓は甚大な被害:倒木、落枝に見舞われた。通路には落枝が折り重なり、高木が風に吹き倒されて、このままでは26日(木)予定の緑小3年生環境体験学習を受け入れることは不可能である。急遽、修復のための臨時活動を呼び掛けたところAM:16名、PM:18名がかけつけてくれた。

 AMは女性陣を中心に通路の整備に全力を挙げる。通路上には径10㎝を超える太い枝が突き刺さってまるで生えたようになっているなど危険な状態であったが、九十九折れ坂は昼前にはすっかり整備が終わり、子どもたちが活動地まで安全に下りられるようになった。 

PMは男性陣が中心になって、北地区の倒木除伐に取り掛かり、あずまやの上でぽっきりと折れかぶさったエドヒガンの高木を、屋根を傷つけることなく取り除くことに成功!つづいて女子トイレの上に倒れ掛かったコナラの高木と子どもたちがハサミ・ノコギリで実習する下段のクリの木を除去した。トイレのタケ囲いはつぶれたが中のテントトイレは無事に回収した。

夕方には体験学習受け入れの態勢が整ったので予定していた翌日の臨活は見送ることにした。さすがは渓のサクラ、みなさんの渓に寄せる熱い思いを再認識しました!

10月19日(木) “雨でもガンバッタよ!” 8:40~12:00

参加者:11名  

 夜半から音を立てて降っていた雨が、小降りになったとは言えしとしと降り続いている。まあ、今日は骨休めと高をくくっていたら、11時前TELがあり「スズメバチが数匹、コナラにまいた網を食い破って樹液を吸っている。来週の体験学習に備えて駆除したい」とのこと、急いで渓に駆けつけるとなんと10名の皆さんが、そぼ降る雨もなんのその、カシナガ捕獲調査、ヒヨドリバナの保護、フユイチゴ“畑”の手入れ来週の体験学習に備えてタケの材料集めなど、元気いっぱいに活動していた。皆さん本当に熱心ですね! 脱帽デス。

 スズメバチも無事に駆除して、来週の準備も整い、今年のカシナガ調査も約24万頭を捕獲して終了した。皆さん、ありがとうございました。

 

10月13日(金) 的形ふるさと里山会訪問(臨時活動)

参加者:11名

“祭囃子に、お神輿に、ふるさとのあの頃を見つけた!”

数年来親しくお付き合いいただいている、的形ふるさと里山会を訪問した。目的はふたつ、ひとつは渓のエドヒガンの苗木を寄贈して的形の泊山・磯地区の遊歩道に植栽したいとのお話をいただき、エドヒガンの生育に適した場所を検分するためである。午前中木原会長はじめ数名のメンバー皆さんと泊山・磯地区のきれいに整備された遊歩道を探訪して7~8本の植栽候補地を見つけることができ、年内に移植する段取りになった。

 もう一つの目的は的形伝統の湊神社秋祭りを拝見することで、里山会皆さんの心づくしのおもてなしに預かった。湊神社の境内に近接する空き地に懇親会の場を設営していただいて、おいしいお弁当とお酒をいただきながらのお神輿見物となった。的形の7つの在所がそれぞれ見事なお神輿を所持していて、若い衆がねじり鉢巻き、法被、ふんどし姿で神輿を担ぎ、太鼓を打ち鳴らして、20分おきに次々と宮入していく。その懐かしくも勇壮なお祭りに、懐かしいふるさとの土のにおいを思い出し、久しく忘れていた“血のさわぎ”を覚えた。

 

10月12日(木)陽明小3年生第2回環境体験学習 小雨のち曇り 8:10~12:30

参加者:34名 (北摂里山博協1名)

陽明小児童53名 教頭・教諭・担任保護者:3名

“ノコギリでペン立て作ったよ! 水でっぽうよく飛んだよ!”

今日の体験はハサミ・ノコギリの実習と水鉄砲づくり、子どもたちは楽しく学んで帰校後、早速「エドヒガンの森へ行こう まとめ」を作成した。反省会で担任先生から作品を見せていただいたので抜粋してみた。

 森に入って気づいたこと、感じたこと

葉っぱの色が変わった。風や草の匂いが気持ちよい。スズムシ・コオロギの声、川の音(せせらぎ)が聞こえる。僕らが植えたエドヒガン大きくなった!

ノコギリを使った(心に残ったランキング:1位)

ノコギリで伐るのは大変!守る会の人はすごい。緊張したがだんだん慣れてきた。切れたときはすっきりした。(M君と)二人でやって、思い出をつくれた。ノコギリは(上手に引くと)力がいらないとわかった。

水でっぽう作った(ランキング:2位)

フェルト巻き、糸むすびがとても難しかった。引き棒を引くと“ポン!”と音がして面白い。タケで作ったの、初めて! 穴があいてるのにどうして水がこぼれないの? いっぱい濡れたけどヘッチャラ!水がよく飛んでうれしかった。

 疑問に思ったこと、調べてみたいこと

 この渓に植物は何種類あるのかなあ? エドヒガンはなぜ絶滅危惧種なの? イノシシはクリのほかに何を食べているのかなあ? 栗を食べるときどうしてイガイガを剥くのかなあ? エドヒガンは食べないかなあ? 

 子どもたちはこのようにいつも新鮮な気持ちで渓にやってきて、楽しみ、よろこび、驚き、疑問をいっぱい抱えて帰る。五感でとらえ、実習で会得したことを健やかな成長の糧にしてほしいと願う。

10月6日(金)陽明小授業支援 9:20~12:00

参加者:10名  Fさん(会友)

 3年生の子どもたちが戦争について学ぶ「ちいちゃんのかげおくり」授業の支援に、渓のサクラを守る会から10名が参加して学びをお手伝いした。子どもたちは2学期に入って10数回学びを重ねそのまとめとして、戦前・戦中・戦後を生き抜いてきた“お年寄り”の体験談を聴きながら、家族の絆や愛情を断ち切る戦争の悲惨さ、平和の大切さについて学びを深めようと云うのである。最長老のFさん(88歳)は学徒動員で飛行機の製造工場で働かされた経験がある。藤村さんは工場が爆撃を受けた時の恐ろしい体験を話し、そのときに拾って保存していた爆弾の破片をみんなに触れさせて「戦争は絶対やっちゃあいかん。平和な日本がいつまでも続くように祈っているんだよ。」と語り聞かせた。そのあとグループに分かれておじいさんおばあさんと子どもたちで話し合ったが、そのまなざしは真剣そのものだった。

10月5日(木)忙しく楽しい日々 晴れ 8:20~12:20

参加者:29名 

 10月に入った。今年はエドヒガンの黄葉が特に遅いようだ。そのせいか、活動地は依然として緑が濃い。

 10月から年末にかけていろいろな行事が目白押しである。環境体験学習、陽明小の授業支援、姫路の的形ふるさと里山会を交流訪問、渓のサクラウォーク,ETC・ETC…もちろんまち山の整備にも絶好の季節、というわけで忙しく楽しい日々が続くことになる。(写真は次週の小学生環境体験用に太い竹の切り出しの様子)

 今日は、南地区のナラガレ対策、菜花の斜面のクズ・イバラの除伐(そのあとに早速、採集しておいた菜花の種をまく)・杭が朽ちて崩れた入口階段の補修、北地区のササ・雑草刈(手作業と刈払い機による)などに29名がほぼ均等に分かれ、作業に汗を流した。

ナラガレは対策ができていない南地区で目立ち、一段落した北地区は枯れ木の逐次伐倒、南は蔓延の防止がこれからの重点目標となる。

9月28日(木) 倒したコナラの巨木 雨あがり・曇り 8:20~12:30

参加者:19名 

 日ごとに秋らしくなってきた渓、今年は毛虫が少なかったこともあり、例年に比べてエドヒガンの葉がまだしっかり残っていて、この分では美しい黄葉を楽しめそうである。準備体操をしていると先ほどまで降り続いた雨のしずくがぽたぽたと落ちてきて肌に心地よい。

 先週倒したコナラの巨木が2本横たわっている。そのうちの1本を片付けることにした。根元から7~8mの、直径50㎝の部位は玉切りにしても持ち運びが困難なのでチェンソーで切れ目を入れてその場で腐らせることにする。直径25~35㎝の部位は玉切りにして皮を剥ぎ乾燥、塗装してストールにする。それ以外の枝は刻んで片付ける。

 9月末のカシナガ捕獲調査は4名で頑張る。9月中旬以降雨で湿度が上がっているせいか、カシナガの捕獲数は減らない。累計で223千頭を捕獲した。今年は10月まで調査を続け、来年は5月からトラップによる捕獲を再開する。

 南、菜花の斜面では、繁茂したクズの蔓やイバラを除伐して、今春採集しておいた菜種を撒くことにしようと、女性陣ががんばる。北の川沿いから刈払い機のエンジン音が聞こえてくる。いつもより少ない19名の参加であったが仕事はしっかりと捗った。