活動ブログ

9月20日(木)"アメニモマケズ" 雨 8:20~11:20

参加者:16名 

 雨で濃緑の渓、ネザサの中に深紅のヒガンバナが鮮やかに浮かんでいる。早朝から降り出した雨の中、16名もやってきてビックリ! 折角来たのだから10:30の休憩までやろうということになった。

エドヒガン群落の下段、台風で傾きかかり木になっているエドヒガンを、かわいそうだが倒すことにした。リードしてもらいロープとチェンソーで倒す。さすがはベテランさん、周りのエドヒガンやオオシマザクラを傷つけることなく安全に作業を進める。玉切りした幹を通路に並べ、枝を細かく刻み、みんなで力を合わせてスッキリと片付けた。

10年余保護してきたエドヒガンがまた1本姿を消した。思えば台風という自然のなせる業、私たちの活動は常に厳しい自然と対峙しているのだと今更ながら痛感する。まあ、私たちにできない“間引き”を台風がしてくれたのだと割り切って、残るエドヒガンを大切に守っていきたい。

 10:30の休憩の頃には雨が本降りになり、あずまやで雨宿りしながらコーヒーブレイク、ひとしきり雑談に花を咲かせて11時過ぎに活動を終えた。雨の中頑張ったみなさん、ご苦労様でした!

9月13日(木)"秋の気配の中で復旧" 薄曇り 8:20~12:20

参加者:25名 

 記録的猛暑に次ぐ台風と洪水の夏が、ようやく過ぎ去ろうとしている。そこはかとなく秋の気配漂う渓で、今日も後片付けに追われる。

 先週の活動日直後の記録的短時間降雨で猪名川が増水し、架橋がまた増水に洗われた。修復の手際はすっかり良くなったが、何しろ重たい土嚢を持ち運びする作業は“老いの身”には堪える。それでも数名でシッカリ修復した。

 折れた幹や枝がエドヒガン群落に散乱しているので、チェンソーとノコギリ・ハサミで力を合わせて片付けていく。今日は中段がほぼ片づき、エドヒガンの被害が大きい下段に取り掛かった。下段と云えば、子どもたちが楽しみにしているフユイチゴの群落があり、ネザサが伸びて荒れ放題なので女性陣には手刈りでササを除草してもらう。ササを刈り取ると、すでに花を咲かせ実を結んだフユイチゴが姿を現す。今年も子どもたちの笑顔があふれるに違いない。

 6丁目サクラ園の手入れを始める。台風でザクロの木が倒れサクラの枝も傷ついている。今日はザクロの片付けとユキヤナギ・ビヨウヤナギの刈込を行う。

9月6日(木)“立派なエドヒガンが台風にやられた!” 晴れ・薄曇8:20~12:20

参加者:23名

 4日に大阪湾を直撃した台風21号はまたまた大きな被害を及ぼした。7月以降、日本各地が台風の被害をこれほどたびたび受けるのは記憶にない。

私たちの活動も、この数回は台風の爪痕を修復するためにある。今回もまた手厳しくやられた。特にエドヒガンの高木が南からの烈風に耐え切れず、根こそぎ倒木したもの1本、幹が途中で折れて吹き飛んだもの1本、株立ちの幹が片方引き裂いたように折れてしまったもの1本等々、目に映る惨状にみんな心が痛む。保護して10年、年々枝を張り見事な花を咲かせてくれていた木たちに感謝の気持ちを奉げつつ片付けに汗を流した。

男子・女子トイレもタケ囲いがつぶされていた。とりあえず男子トイレは囲いを取り除き、この冬に伐採したタケで修復する。女子トイレはこの際、波板などを用いてしっかりした囲いを取り付けたい。

菜花の斜面は間もなく種まきのシーズンを迎えるので雑草の除伐を始める。今回、知事や子どもたちが植えたエドヒガンには大きな被害がなく安心した。今シーズンの台風被害は、これにて打ち止めにしてほしいと切に願う。

 

8月30日 (木)活動再開するも・・・晴れ8:20~12:20

参加者:23名(市・環境衛生課)

 夏休み明けとは言っても8:20の渓は26℃、湿度86%と暑さが少し和らいだものの残暑厳しい中、23名で活動を再開した。7~8月にかけて台風が相次いで接近・上陸し、今日も新たな爪痕が生々しい。コナラの高木が2本根こそぎ倒されている。高木が密生状態の森を間伐したので“カイワレダイコン”状の高木が多く、重心が高く根張りの小さな木ばかりなので強風に弱いのだろう。南のナラガシワご神木もかなり太い枝が折れて痛々しい。(写真)

猪名川の増水でゴミが木の幹や枝に絡みついているのもいつも通り、南への架橋も水没したのだが、今回は幸い傷みが少ない。

 こんな状態の渓で片付けと修復にみんなで汗を流した。また、手刈り・機械刈り区分図ができたので、早速それにしたがって今日は2箇所なわばりをする。刈払い機による除草も4台をフルに使って行った。

 7月の台風で折れたエドヒガンの根元に夥しい萌芽を確認した。3本とも命をつないでくれそうでうれしい。

 

8月23日(木)暑気払い懇親会 11:30~14:30

暑気払い懇親会参加者:36名(北摂里山博物館からもお一人) 

 酷暑にも負けず、今年も大勢でにぎやかに暑気払いを行った。

 

8月2日(木)壊れるたびに立派になっていく? 晴れ・薄曇り 8:20~11:50

参加者:24名 

 8:20の渓は、気温28℃、湿度81%、今年最も過酷で里山の整備活動には必ずしもふさわしくない状況であり、今日も作業は10:30までとする。終了前には木陰にも拘らず32度まで上昇していた。附記すれば、県の環境保全功労賞の副賞に頂いたデジタル気温・湿度計が活動安全の目安になり一目瞭然、説得力十分、みんなの注意を喚起してくれるのはありがたい。

 中央と南を結ぶ排水溝の懸け橋、階段の修復が完了した。壊れるたびに立派になっていく感じで作業班の頑張りに拍手!

 整備地の逐次拡大によりネザサ・雑草の刈り払い機による除伐区域が増えていく。4機による作業に男性が従事している。幸い女性の中にやってみたいという人があり、男性に手ほどきをしてもらう。県や市の助成金でもう1機増加し、安全用具もさらに充実したい。

 中央ステージ上部の手作業による刈り込み、カシナガの捕獲数調査、堆肥場の整備、枯れた苗木の植え替えなどを行って作業を終え、休憩時には冷たく凍らせたチューペットを1本づつもらい、首筋や手のひらを冷やしながら“チューチュー”と美味しくいただいて疲れをいやし無事終了した。

7月26日(木)“熱中症対策、おこたりなく…” 晴れ8:20~12:00

参加者:27名 (孫さん2人)

 今日も8:20の渓は気温28℃、湿度は77%とひきつづき過酷な状況である。気温28℃は一見大丈夫そうだが、川沿いの木陰で早朝、しかも刻一刻上昇していくので、前回同様10:30までの作業に留める。

 会員の孫さんが2人、飛び入りで保護活動に加わる。夏休みが始まり、おじいちゃんと一緒に活動を体験しようときてくれたのだ。みんなにご挨拶をして、安全な服装に身を固め、準備体操をした後、それぞれおばさんに見守られて、ひとりはササ・雑草の刈り取り、もう一人はノコギリで倒れた木の枝を切って片づける。裸でいるのも暑いこの時期に、長そで・長ズボン・ヘルメット姿で10:30まで頑張りとおしてくれた。休憩時には、おばあちゃん差し入れのスイカを会員といっしょにほおばり、折戸さんに作り方を教えてもらった水鉄砲をお土産に、ニコニコ顔で帰っていった。

 子どもたちに勇気づけられてみんなも精いっぱい頑張った。上部斜面の“トライアングル”区域は刈込が完了した。南への渡り道は架橋がほぼ出来上がり、階段の補修を残すのみ、入口斜面のエドヒガンの枯れ枝除去や苗木の水やりなども行う。

クビアカツヤカミキリ(バラ科樹木の大敵)の被害が四国で蔓延中という。フラスの有無など、異変に敏感になろうとみんなで申し合わせる。

7月19日(木)“豪雨の爪痕修復:PART2” 晴れ 8:20~11:50

参加者:25名 来訪者:北摂里山

8:20の渓は気温27℃、湿度は81%であったが10:30には31℃、55%に大きく変化した。出がけに気象予報士が「命に危険が及ぶ暑さなので炎天下の作業は避けてください」と呼びかけていた。木陰が多いとは言え渓の整備作業は過酷なので「10:30まではゆっくりと作業をして、休憩後は道具の手入れ、観察もしくは帰宅することにしましょう」と呼びかける。

作業は先週に引き続いて、南排水溝渡り道の修復、中央斜面の手作業による整備、山野草の保護柵・ロープの設置、カシナガ捕獲調査などを行う。水没したカンザシギボウシは3株ともは被害なく、先週救出した自生のリンドウも枯れずに生息していることを確認して胸をなでおろす。渡り道の修復も順調に進み来週には“開通”の見込みである。

カシナガ班は、今日の酷暑を見越して8:00の“早出”を呼び掛け頑張ってくれた。後刻の報告ではこの3週間で新たに23000頭、累計では110800頭を捕獲したことになる。感覚的にはピークを過ぎたように思われ、今年新たに枯れる木は最小限に留められそうである。

約束通り休憩後の作業はすべて中止し、あずまやで相談や雑談、道具の手入れや機器のチェックなどを行い12:00前には全員の退場を確認して終えた。

7月12日(木)“豪雨の爪痕を懸命に修復” 曇り・晴れ 8:20~12:30

7月12日(木)曇り・晴れ 8:20~12:30

参加者:33名 

西日本に大災害をもたらした豪雨の日々がやっとあけたと思ったら、入れ替わりに酷暑がやってきた。これは一体どうしたことか、身も心もうだるような暑さである。それでもみんな渓の様子が気になるのか、33名の大人数が参加して爪痕の修復に汗を流す。

南菜花斜面の植栽エドヒガンが3本豪雨と風のためか根元から折れていた。径10㎝を超える成長著しい若木だが、よく観察するといずれも樹名板の紐が食い込んだ古傷のあたりで折れていた。樹名板の取り付け方にも注意と工夫が大切であると、身を犠牲にして教えてくれた。さらに枝が密集しすぎていることも原因かもしれず、冬期に少し枝打ちが必要かもしれない。萌芽再生してくれるとよいのだが…かわいそうなことをした。

猪名川沿いの遊歩道も、いつものごとく水没して排水溝の渡り道が流失していた。前回に比べると壊れ方は軽度なようだが、修復には数回の作業が必要と思われる。

No85の植栽エドヒガンは洪水のたびに水没するのだが今回も流失を免れ、枝にかかったゴミを取り除いてやるとしっかり天に向かって立った。径も10cmを超え、太い根を張って頼もしい限りである。そのすぐ隣数mのところは斜面が崩落して、自生のリンドウが2mほど下に落ちていた。幸い株は傷つくことなく残っていたので上の段に移植した。

6月28日(木)“活動の原点に戻って…PART:2” 曇り8:20~12:30

参加者:32名 訪問者:6人

  梅雨の晴れ間で高温多湿、じっとしていても汗が噴き出す渓で、14日に続いて中央斜面の整備とカシナガ捕獲調査、貴重な山野草の保護をみんなで行う。生物多様性の森が実現しても、それが何かに役立たねば活動が長続きしない。そんな思いで学習の森、文化の森づくりめざしてさまざまな活動を進めてきたが、なんといっても原点は森の整備である。イベントが一段落したこの時期に“活動の原点に立ち戻って”みんなで整備に励もうと頑張る。

 ハサミ・ノコを用いて慎重に整備を進める傍ら、刈払い機も4台使用し、あらかじめ区域を定めていたのだが、十分な意思疎通と確認を怠って保護すべき山野草を一部刈り取ってしまったので、これからの進め方について話し合い、先ず中央地区について保護マップを作成して認識を共有することにした。

 6月末のカシナガ捕獲調査も行い、この2週間に38,900頭、累計87,800頭を捕獲した。トラップの周囲が明るいほど捕獲数が多いので、その意味でも雑草の除伐は有効である。

 渓を訪れる人が2組6人、3世代の4人は、おばあさんが、夏休みでUSAから帰省した母子を伴ってきてくれた。もう一組はよく渓にきてみんなとすっかりなじみの母子2人で、差し入れのお菓子をいただく。私たちの活動日を覚えて来てくれることが嬉しくみんなで歓迎した。