活動ブログ

9月7日(木) 曇りのちにわか雨 8:20~11:40

参加者:28名 

 雨雲の動きが予報されるようになって、最近の天気予報は一段と精度が高まったような気がする。今日は10:30の休憩までが勝負、その先は雨になりそうである。雨が降り、風が吹き出すとナラガレの渓は一気に危険度が増す。現にあちこちでかなり太い枝がぽっきりと折れて地面にたたきつけられ散乱している。枯死した木の下での作業を避けながら、今にも泣きだしそうな空模様の中で活動が始まる。

 しばらく放置するとクズがあたりを覆い尽して背丈の低い木々は見えなくなり除伐作業は大変である。植栽したエドヒガンもツルの下で悲鳴を上げている。クズを根絶やしにするのは至難であり、根気よく除伐を繰り返しながら根が酸欠で腐るのを待つのである。毎年この時期の整備作業は骨が折れるが、この活動の繰り返しが“生物多様性の渓”を実現する唯一の途である。

 案の定、休憩の終わる11時ごろから雨が降り出し、しばらくすると“滝のような雨”がやってきて、みんなびしょ濡れになり、ナラガレの上空を気にしながら足早に渓を後にした。

 

8月31日(木) “夏休み終わり! 活動再開!” 快晴

参加者:30名

 この夏は雨も少なく、とにかく暑かった! なので、体調管理のためにも3週間の夏休みはとても有効だった。昨日あたりから朝夕は気温が下がり、秋を思わせる涼風が立ち始めた。今日は快晴だが渓は風がそよそよと吹き渡って、絶好の活動再開日和である。

 夏休みの間も、関西広域連合フォーラムの資料作り、カシナガ捕獲調査やエドヒガン苗床の草むしり、キノコ観察会の来訪おもてなし、遊歩道の手直しや南菜花斜面の雑草除伐などに汗を流してくれていた仲間も数多い。感謝の報告をした後さっそく活動を始める。

 訛った体をストレッチで入念にほぐしていると、額ににじんだ汗が木陰を吹く風にぬぐわれて心地よい。今シーズンまだ刈り込んでいない区域はネザサや雑草が背丈ほどに伸びて一刻も早い整備を促しているようだ。特に南のエドヒガン植栽斜面は草に埋もれてしまっているのではないかと気がかりである。さっそくかけつけると、なんと!菜花の斜面はすっきりと刈り込まれているではないか。きっと折戸さんがやってくれたのに違いないと、改めて感謝しつつ斜面を刈り進んで、すべての植栽エドヒガン周囲のクズ蔓やイバラなどの雑草をすっきりと除去した。

 カシナガの捕獲調査も行う。約1週間ごとに調査を継続してきたがT式トラップは着実に改良がくわえられて所要時間がほぼ半減し、今日の調査は1時間30分で完了した。その熱意に頭が下がる。

 中央エドヒガン群落・上部斜面に生い茂ったネザサを、多様性が進んだ区域を除いて刈払い機で除伐することにし、早速取り掛かってもらう。

 東屋の屋根に葺いたタケの隙間のゴミを取り除いて、タケ用の防腐剤を塗布した。これで数年は補修せずに保てそうである。

 

8月3日(木) 快晴 8:20~12:20

参加者:30名 

 7月6日以降、子どもたちの体験学習はしばらくお休み、整備活動に終始する日々が続く。子どもたちがいるときの写真はカラフルであるが、これで6回、おじいさんおばあさんが雑木林の中で、汗にまみれて格闘している写真ばかりの日々が続いている。作業は毎回ほぼ同じ、数か所に分かれて黙々と作業を進めていく。貴重な樹木や山野草が、四季折々に一瞬の輝きを放ち、それを愛でる喜びを子どもたちや市民みなさんと共有するために、このときこそ私たちがひたすら汗を流さねばならない時なのだ。

“楽しみは 渓のサクラが咲くときを 夢に見ながら活動する時”と詠んだ唯一の年少会員:Oさんも高校2年生になり、今はニュージーランドで海外研修中である。楽しみの裏に厳しい作業の積み重ねがあることを、優子ちゃんは小学生のころから実感していたのかなあ…と今更ながら思う。これからしばらく夏休み、8月31日から活動を再開する。みなさん、おつかれさま!

(写真は7/31に視察に来られた関西広域連合の皆さんとの1枚)

 

7月27日(木)熱中症に気を付けながらみんなで頑張る 曇り 8:20~12:20

参加者:31名

 カエンタケがまた3カ所に生え、Tさんにバーナーで焼却処理してもらった。同時にAさんの提案で、ハイター(塩素系漂白剤)の希釈液を散布して消毒してみた。頻繁に歩行する通路上に生えているので警戒を厳しくしなければならない。前回見つかったカ所についてはかなり入念に処置してもらったのに、その至近に生じているので油断できない。

 活動内容は前週とほぼ同じ、熱中症に気を付けながらみんなで頑張る。今日は伐りだしてくれたヒノキのベンチ材を防腐処理し、10数基学習広場に設置した。休憩時に女性会員が家で作ってきてくれたアイスコーヒーと冷たく凍らせたフルーツゼリーをごちそうになり、しばし暑さを忘れて楽しくいただいた。今日も参加者は30名を超え、皆さんこの森が本当に好きなんだと思う。来週もう1回頑張れば3週間の夏休みに入りますよ!

 

7月20日(木) "サア夏休みがスタート! " 子どもたちがさっそく渓に (晴れ) 8:20~12:30

参加者:34名 

 今日、20日の活動日は、子どもたちにとって1学期の終業式、楽しみな夏休みがスタートする日である。10:30の休憩を終えて,サアもうひと頑張りしようとしていた矢先、にぎやかなこどもの声が近づいてきて何事かと思って上部斜面を眺めていると子どもたちが一人、また一人と小走りに下ってくる。終業式を終えた子どもたちがお母さんや妹・弟を連れてさっそく渓のさくらを守る会にやってきたのだ。12:00前には幼稚園から小学6年生までの子ども達16人とお母さんたち6人がおにぎりやおやつ、水筒を持って遊びに来てくれたのだ。こんなことは10年目にして初めての出来事、みんな驚くやら喜ぶやら、大歓迎である。

 聞けば近々どこかのお家で“そうめん流し”を楽しむのだそうで、タケがほしいとのこと、早速おじさんたちが頃合いの青竹を数本伐りだしてきて持ち帰りやすい長さに切り揃えている。その間子どもたちはみんなで川遊びに興じ、お母さんたちはおじさんのお手伝いをしながら楽しいおしゃべりを続けている。

ひとりで行動しない、走り回らないという渓のルールを体験学習などで十分わきまえた子どもたちである。上級生は幼稚園児の面倒をしっかり見ながら自分たちも楽しんでいるので、私たちはその様子を、目を細めて見守るだけでよいのだ。私たちが企図した“ふる里の森”にまた一歩近づいたことがうれしい。

 今日の活動は前回に引き続きカシナガトラップの設置、ササ・竹の除伐、入口の除草、シダレザクラ園の手入れなど、熱中症に万全の注意を払いながら行った。

7月13日(木)カシナガトラップの組み立て、取り付けを急ぐ       晴れ 8:20~12:20

参加者:35名 

 日本全国各地をゲリラ豪雨が襲い、福岡、大分で甚大な被害が報道されている。梅雨明け宣言はまだであるが、それにしても蒸し暑い日々が続く中35名が元気に参加して“蒸し風呂”状態の渓で活動を始める。

 先週入手したカシナガトラップの組み立て、取り付けを急ぐ。組立時にタケを活用して容易に取り付けできるよう、辻さんが工夫をしてくれて写真のようなトラップができ上がり早速あちこちのコナラに取り付けた。

 ササも若竹もみるみる生長して、あっという間にあたりを覆い尽すので歩道や斜面の刈込に大わらわである。刈払い機と手作業に分かれて、吹きだす汗をぬぐう暇もなく作業を進める。

 約700㎡のシダレザクラ園は先週と今週の整備で雑草や花の低木が刈り込まれて涼しげな姿を取り戻した。夏の整備をしっかりやれば来年の春が楽しめる。折角、県のみどり税でつくられた公園なので、私たち渓のサクラにできるお手伝いを続けていきたい。

7月6日(木)毒性強い「カエンタケ(火炎茸)」が発生 曇り・晴れ

参加者:33名 

 “雨後の竹の子”というが、南のご神木エリア一帯はタケノコ変じた若竹があたり一面に生い茂っている。ハサミで伐れる細くやわらかな今のうちに刈り取ろうと10名ほどで取り掛かる。

 シダレザクラ園のビヨウヤナギは春先に短く刈り込んだにもかかわらず枝を伸ばして花を咲かせた。盛りが過ぎたので再び刈り込むことにして、数名で園の整備に向かう。

 残りの10数名はあずまや上部のササ刈や、刈払い機による通路の除草に汗を流す。あずまやではカシナガトラップの製作も行った。上段で枯死したコナラ大木の根元にカエンタケが8本も! 生えていたのでバーナーで焼却処分した。枯れ木の根元をできる限り点検したが今日のところはこの1ヵ所のみである。

 午後、8名が居残って、京都から来た指導員(カシナガトラップの考案者という)からトラップの施工方法を教えてもらった。カシナガ対策については並々ならぬ情熱と知見を持った方でずいぶん熱心に指導してくれ参考になることが多かった。

6月29日 緑台小3年生体験学習 曇り 8:10~12:00

 

参加者:35名 緑台小 児童73名 教頭 先生 保護者5名

“ササの中からエドヒガンが見つかった!”

梅雨空でも予報はまちまち、TVの雨雲通過予報を信じて「今日は決行しましょう。」と学校に伝える。結果的には雨も降らず、日差しもなくて子どもたちの学習にはもってこいのお天気であった。それでも梅雨の蒸し暑さの中、こまめに水分を取らせながらの学習である。

 まず、おじさんから“五感”のお話をきく。「目、耳、口、鼻、肌を研ぎ澄まして渓の自然を感じ取ろう。」のお話を子どもたちは真剣なまなざしで聞いている。反省会で担任先生は「五感のお話は体験学習の導入として子どもたちの印象にとてもよく残っていました。」とのこと。

 ササ刈は今回が2回目、まず1組から行う。身支度を整えおじさんおばさんに見守られながら1本1本注意深く刈りはじめる。それでも27名が一斉に刈り進むと15分程でもかなりの面積が刈り取られて美しくなる。2組の子らが始めてまもなく「ほら、すぐそこにエドヒガンの若木があるよ。」と教えられて子どもたちの“ヤル気スイッチ”が入った。エドヒガンめざしてみんなで刈り進みついに木の周りに到達した。子どもたちは「エドヒガンが見つかった!まわりがきれいになった!」と大喜びである。

 水鉄砲も、写真のようによく飛ばすことができた。準備する材料にしても、作り方にしてもOさんが積み重ねた工夫によって進歩し続けているので、全員がよく飛ぶ水鉄砲を作ることができ,よいおみやげを持って意気揚揚帰っていった。

 

6月30日(金) 16:30~17:20

反省会出席者:4名 

 担任先生から「1学期3回の渓訪問新聞ができ上がったら会員皆さんにぜひ見てやってもらいたいです。」とうれしいお話があった。

 

6月22日(木) 陽明小3年生体験学習 曇り・晴れ

 

参加者:35名 

陽明小児童54名 先生 保護者4名

“エドヒガンの森へ行こう!”

4月13日のお花見見学とは全く様変わり、緑濃いエドヒガンの森に陽明小3年生がやってきた。今年は虫が少ない。いつもならエドヒガンの葉っぱを食べてときおり糸にぶら下がって落ちてくる青虫も、蚊取り線香をかいくぐるようにまとわりつく蚊もほとんどいない。子どもたちにとってはラッキーな6月かもしれない。

 今日子どもたちは初めて剪定バサミを使う。先ず腰にひもを巻いてハサミのケースをぶら下げ、しっかり結ぶことから始める。ハサミをケースから出したら刃先を人に向けないこと、ササの中ほどをつかんで根元を切ること、隣の人との間隔を少しとって手前から除伐していくこと、などをおじさんおばさんに教わりながら真剣なまなざしで集中して取り組んだ。おじさんたちが準備しておいた細い木の枝を切る練習もしてみた。ノコギリは次回から始めよう。

 エドヒガンの苗木植栽も行った。教えられたとおりの順序に従って植え込んで根元を堆肥で被い、たっぷりと水やりした。先輩が渓のさくらんぼを持ち帰って学校で育てた3本の苗木もいっしょに植えこんだ。隣の畦には去年植えたエドヒガンがもう大人の背丈ほどに生長している。

 先生がグリーンフラッグを持ち歩いて子どもたちを応援している。6年前県知事から“環境学習優秀校”にもらったこの旗が毎年子どもたちの姿を見つめてきた。今年も1年間頑張ろうね!

 夕刻、陽小で行った反省会で、子どもたちがさっそく作った“エドヒガンの森へ行こう:まとめ”を見せてもらった。初めての体験学習を精一杯楽しんだ子どもたちが目に浮かぶような作品だった。

6月15日(木) 梅雨がどこかへ行ってしまった? 快晴 8:20~12:20

参加者:32名

 梅雨がどこかへ行ってしまったような快晴が続いている。参加者は32名、特に女性が14名と多く、賑やかな談笑が渓に響く。2月以降体験学習や植樹、春の公開・森のコンサート・トライやるウィーク支援など多忙な日々が続き臨時活動が多かったにもかかわらず、この間の定例活動参加者が30名に満たないことはほとんどなかった。毎週30名以上が集って活動している森林ボランティア団体は全国探しても珍しいのではないだろうか。私たちが何より誇りにすべきことである。それぞれが多かれ少なかれ老いの悩みを抱えながら、それを乗り越える気力と体力の維持に努めているからこそできることである。お互いの健康を確認しながら毎週楽しく活動を続けられることに感謝しつつ、今日もササを刈り、竹を伐り、ナラガレ対策を進めて、心地よい達成感を味わった。