活動ブログ

12月13日(木)薄曇り 8:20~12:40

 

参加者:34名 

 渓の朝は2℃、本格的な冬の到来を思わせる。あずまやから標高差50mのGH外周道路稜線がくっきりと見えるほど落葉が進んで、ヤマコウバシの茶色い枯葉のみが目立つようになり渓は一気に冬の景観である。

 冷気で固まった体をほぐそうと、入念にストレッチング体操した後2班に分かれて活動する。中央上部の斜面を手作業で整備する仲間、南地区なばな斜面のイバラ除伐を進める仲間、子どもたちの歓声はなく、聞こえるのは刈払い機のエンジン音、ハサミ・ノコギリでササや木を切る音、そして女性陣のおしゃべりと笑い声である。風もなくおだやかな日差しの下で、心地よい温もりに身をゆだねながら活動を続け、整備の捗りに格別の達成感を味わうことができた。今年初めてシイタケを収穫し、手土産にして渓を後にする。

 

12月6日(木) 11:00~15:00 忘年会  参加者:40名 

 恒例の忘年会、Iさんが苦労して作成してくれた渓のサクラ動画「環境体験学習篇」「森のコンサート篇」を鑑賞した後、楽しく賑やかに行う。

11月29日(木)陽明小3年生環境体験学習 快晴 8:20~12:30

参加者:33名 陽明小 児童47名 校長 担任 教諭 保護者:8名

“渓の恵み、お土産をいっぱいいただいて…!”

 風もなくポカポカ暖かい小春日和に恵まれて、子どもたちは思う存分渓での体験を楽しんだ。ハト笛・一輪挿し・ペン立てをつくり、フユイチゴを摘んで甘酸っぱい味と香りに歓声を上げ、渓の恵みをいっぱいいただいて満足感と達成感を味わった。夕刻学校での反省会では、早速子どもたちの「体験学習まとめ」を見せていただいた。メモ表はどれもびっしりと書き込まれていて、よく学習したことが読み取れた。以下に抜粋する。

 

■渓で感じたこと

・エドヒガンの森に入ったとたん(歩いてきた街と)まるで違うなあと思った。・葉っぱの色が赤や黄・茶色に変わって足元の落ち葉が増えていた。・葉の色は季節によって全然違うことがよくわかった。・小鳥の鳴き声が前より少なくなった。・雨の後で、しめった土の匂いがした。・ハト笛づくりは楽しいけれど音の鳴るポイント探しがとても難しかった。

 

■渓で学んだこと

・落ち葉はそのままでは渓の栄養にならない。菌や虫のちからで腐葉土になる。・渓の栄養が川に流れて海の栄養になる。・イモムシがアリに食べられていたが、いのちが命をつないでいるのだから、イモムシがかわいそうと云ってアリをふみつぶしてはいけない。台風で倒れたエドヒガンは、渓で45年も生きていたのだ。

 

■疑問に思ったこと

・ノコギリの刃は、なぜギザギザなの?・この渓にエドヒガンは何本あるの?・猪名川はなぜ、どんなに汚れているの?・鳥の鳴き声が季節によって違うのはなぜ?

 

このように子どもたちは五感にますます磨きをかけ、里山の豊かな自然を学び、渓の恵みでモノをつくる楽しさと難しさを体験し、次の機会に向けていっそう好奇心をかきたてていく。こんなに頑張って成長していく、子どもたちのお世話ができる私たちは本当に幸せである。

11月15日(木)“上部斜面を黄葉の築山にしよう!” 晴れ・薄曇り 8:20~12:20

参加者:30名 来訪者:北摂里山事務局

 エドヒガン群落上部の斜面はまさに秋たけなわ、ナラガレで10本以上のコナラが枯れて天空にぽっかりと穴が開き、陽光が燦々と降り注いで中・低木が生き生きと輝き始めた。この機会をとらえてササを刈りこみ、アラカシやネズミモチ、ヒサカキなど常緑樹を除伐して一層明るい“築山”にしていこうと、ノコギリとハサミの手作業で整備を進める。渓のサクラのエントランス域だけにここはしっかり整備してアピールしていきたい。

 南・イバラ斜面(写真)の伐採もずいぶん進展し、エドヒガンやナラガシワ植栽の準備が着々と進んでいる。この斜面が夏緑樹の林になれば、小鳥がコバノガマズミやムラサキシキブ・ウグイスカグラなど、低木の種を運んでくれて明るい林が実現するだろう。夢が広がり楽しみがいや増していく。

 来週の体験学習に備えて工作用のタケ伐り、北区の枯死したコナラの除伐なども行う。北は特に枯死したコナラが多く、立ち入りを制限中であるがようやく落枝も収まってきたので通路の安全を図るため徐々に倒していきたい。

11月8日(木)サクラ園整備 快晴 8:20~12:30

参加者:33名 

一般参加者:4名 訪問者:近大4回生

 冷え込みが一転やわらいで8:30の渓は12℃、お天気は快晴でポカポカ暖かい。コシアブラの透き通るような薄黄色、ヤマハゼの紅葉も鮮やかで、秋の彩は盛りを迎え、柿の実が陽光に輝いている。

 大学生が「森林ボランティア活動継続の在り方」を卒論のテーマに選び、実態調査に訪れた。Nさんが案内人になって、作業の状況を見て回り、インタビューを行って認識を深めてもらう。すでに数カ所を訪問したそうだが、渓のサクラでは生物多様性の森の美しさ、多数の活動参加者、そしてどの会員に聞いてもこの渓にいることが楽しくて仕方がないという声に驚き、10年を過ぎてもなお参加者数が漸増していることに興味を持ったようである。

 今日はヒノキ林の整備、天然記念物エドヒガン群落の整備仕上げ、中央上部斜面の刈込、エドヒガン植栽の準備、そして6丁目サクラ園の整備に分かれて活動した。サクラ園の整備で、近隣みなさんと共同活動しませんか、の呼びかけに4名が来訪、2名が会員とともに作業を行い2名が見学した。

11月1日(木)絶好の活動日和 快晴8:20~12:40

参加者:31名 

 朝8:30、渓の気温は9℃と今年初めて一桁を記録、放射冷却による冷え込みで木々が色づき秋の深まりを感じさせる。ヤマハゼは紅く、ヤマコウバシは黄金色に…今年はコバノガマズミの赤い実が“豊作”朝陽にキラキラ輝き彩りを添える。小鳥の鳴き声が渓の空気を震わせている。

 絶好の活動日和に恵まれ、31名が数か所に分かれて心地よい汗を流した。中央群落の整備を刈払い機4台と手作業で進める。9月以降台風の後片付けに追われて整備が行き届いていないので、2~3週掛けて刈込と片付けの“仕上げ”を行い先ず中央をスッキリさせたい。

 この冬、南ナバナの斜面にエドヒガンを引き続き植栽するための穴を今日は5カ所掘った。イバラの根っこを引き抜いて整地し、逐次エドヒガンを植えて新たな群落をつくっていく。

 北はこのところナラガレによる落枝が危険で立ち入りを控えているが、その下部のヒノキ放置林が台風で荒れて多数の倒木が発生し、シイタケの榾木棚がつぶれて散乱している。間もなく収穫のシーズンを迎えるのでなんとかしようと汗を流す。修復までに数回の作業を要するだろう。

 Wさんが、畑で採れたカボチャを持ってきてくれて、みんなで1個づついただいて帰る。

10月25日(木)緑台小3年生環境体験学習、松風幼稚園児来訪 快晴8:10~12:30

 

参加者:34名 

緑小 児童35名 先生 保護者9名

松風幼稚園児10名 先生4名

 

“児童35名を会員34名で見守りながら”

この秋一番の澄みきった青空、絶好の体験学習日和になった。参加者数も最多の34名になり、幼稚園児の飛び入りもあって楽しく賑やかな活動日になる。

緑小の3年生は1クラス(35名)と少ないが、今日は保護者が9名付き添いでやってきて、子どもたちといっしょにハト笛づくり・タケ伐りを楽しんだ。

初めに“私の夢”のお話をきいた子どもたち、ひとつの夢は55歳の時にアフリカの喜望峰を自分の目で見て達成したこと、もう一つはいつか雲に乗って空から地球を眺めたい、のお話に、子どもたちは瞳を輝かせて聞いていた。渓の澄んだ空気の中で子どもたちもしばし夢を馳せていたのかもしれない。ちょっといいお話でした。

ハト笛の音が渓に鳴り響く。どうも年々技術が進化しているように思えて、あとで折戸さんに訊いてみると、音の出るピンポイントに息を吹き込む角度を微妙に調節して、少しでも良い音が出るよう絶えず工夫してくれているという。本当に頭の下がる思いで、子どもたちは幸せである。

タケ伐りもうまくなった。竹を伐る子、しっかり押さえてサポートする子、ペアで花生けやカップを作ってとても満足げであった。お母さんたちも子どもたちにならって、タケのカップやペン立てなどをつくりニコニコ顔である。

松風幼稚園児9名が先生と一緒にやってきて、ハト笛づくりを見学し、川で石投げを存分に楽しんだ後、あずまやのテーブルでおにぎりをいただき、折戸さん手製のマツボックリペンダントをいただいて、うれしい一日でした。

10月18日(木) 8:10~12:30 陽明小3年生環境体験学習 快晴

参加者:29名 

陽明小:児童47名 保護者7名 教頭、担任、教諭 訪問者:2人

“アサギマダラが渓に飛来した!”

アサギマダラがヒヨドリバナで羽を休めている姿を、Aさんが学習終了後の見回りで偶然見つけて撮影に成功した。ごらんください、この優雅な姿を!

数年前からヒヨドリバナがエドヒガン群落の中で徐々に増え始めていること、アサギマダラが多数生息する京都市北部と、遙か台湾を結ぶ線上に渓のサクラが位置することから、飛来を期待していたが“夢が現実になった”とてもうれしい気分、飛来頭数が増えるよう、ヒヨドリバナを丁寧に保護して群落化したいものである。

陽明の子どもたちは、水鉄砲づくりとノコギリで木を切る実習に挑戦した。来場したお母さんもいっしょに活動を楽しむ。この秋初めて快晴の活動日になって、子どもたちは集中して気持ちよさそうに取り組んでくれた。

来訪者が二人、子どもたちが頑張る様子と、それをやさしく見守り手ほどきをする会員皆さんの姿を食い入るように見つめ、しきりに感心していた。

夕刻4時から学校で反省会を行う。出席者;3名、 先生3名

「第2回 エドヒガンの森へ行こう まとめ」がすでに出来上がっていた。「子どもたち、何時書いたの?」と訊ねると 「早い子は渓から戻ってすぐ、給食前に書き上げるのです、一気に!」ということで、先生も驚くほど集中して書き上げたそうである。水鉄砲づくりもノコギリ実習も、本当に楽しんだ様子が生き生きと表現されていた。

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10月11日(木)雨 9:00~10:30

参加者:6名 折戸・藤田・樋口・辻・高月・西澤

 環境体験学習を予定していたが、あいにくの雨で来週に順延、6名が雨の中集まったが作業はできない。あずまやでおしゃべりして散会した。

 

10月4日(木)"もう一汗流して" 曇り一時小雨 8:20~12:30

 

参加者:31名 訪問者:2名

 10月に入っても“秋晴れ”には程遠く今にも泣きだしそうな空模様、それでも久しぶりに30名を超える仲間が集まった。今日も前半が勝負と、体操を入念に行った後、早速活動を始める。

 今月は陽明小、緑台小、松風幼稚園の子どもたちが立て続けにやってくるので、先ずはその準備をしっかり進める。ミズデッポウの材料は折戸さんがすっかり準備してくれてOK、ノコギリ実習のために頃合いの枝を切り集める。トイレが台風でやられたので、男子トイレは応急処置としてブルーシートで周りを囲む。女子トイレは2基のテントが壊れずに残ったのでそのまま使用し、潰れたタケ囲いはきれいに取り除いて安全にした。

 九十九折れの進入路であるが、度重なる大雨で通路が洗われ、ガレ石が浮き出て危険な個所が多くなったので、止むを得ず応急の階段を作ってしのいでいたが、元の“階段のない遊歩道”に戻すため手直しを行う。これで幼稚園児も安全に遊びに来ることができる。

 菜花の斜面ではイバラ・雑草の刈込、中央群落の中では台風の後始末も続く。10:30の休憩時には的形訪問の報告を聞いたり、おしゃべりに花を咲かせたりしてゆっくり休憩したが、雨が思ったほど降らないのでお昼前まで活動を続け、もう一汗流して散会した。

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10月1日(月)的形ふるさと里山会訪問

参加者:4名 

 今春、的形へ“嫁入り”したエドヒガン苗木7本の生育状況を確かめるために辻さんたち4名が的形を訪問し、7本すべてが元気に生育していること、的形のみなさんが深い愛情を注いで見守っていることを確認した。

 

 

9月27日(木)"湿度計は HH" 曇り・小雨 8:20~12:30

参加者:26名

 このところ、活動日毎にお天気が思わしくなく、今日も曇り時々小雨で渓は16℃、湿度計は“HH”で測定不能状態である。スズメバチがコナラの樹液を求めて飛び回っている。かわいそうだがみんなの安全を思うと駆除せざるを得ない。みんなが来るまでにと、見つけ次第ハチジェットスプレーで退治する。

 南菜花の斜面を除草し、種まきの準備をする。風で折れた3本以外、植樹したエドヒガンは順調に生育しているので、来春にはサクラと菜花のコラボが一層楽しめそうである。

 ナラガシワご神木周りの一帯は、エドヒガンとナラガシワを中心にする“築山”化めざして整備を進めている。倒れたコナラを片付けたり、日差しを遮るエノキやツバキを間伐し、タケを除伐した。明るい林を作っていく。

(写真はしだれ桜地区の入口近くの斜面のササ刈りの様子)

 6丁目サクラ園も5名で除草や刈り込みを行う。住民有志に自治会から呼びかけて、年6回第2木曜日、私たちといっしょに活動してもらうことになり、早速10月からスタートすることになった。参加者が大勢になるとうれしいのだが…。親切に手ほどきして、興味を持ってくれる人を養成していきたい。

9月20日(木)"アメニモマケズ" 雨 8:20~11:20

参加者:16名 

 雨で濃緑の渓、ネザサの中に深紅のヒガンバナが鮮やかに浮かんでいる。早朝から降り出した雨の中、16名もやってきてビックリ! 折角来たのだから10:30の休憩までやろうということになった。

エドヒガン群落の下段、台風で傾きかかり木になっているエドヒガンを、かわいそうだが倒すことにした。リードしてもらいロープとチェンソーで倒す。さすがはベテランさん、周りのエドヒガンやオオシマザクラを傷つけることなく安全に作業を進める。玉切りした幹を通路に並べ、枝を細かく刻み、みんなで力を合わせてスッキリと片付けた。

10年余保護してきたエドヒガンがまた1本姿を消した。思えば台風という自然のなせる業、私たちの活動は常に厳しい自然と対峙しているのだと今更ながら痛感する。まあ、私たちにできない“間引き”を台風がしてくれたのだと割り切って、残るエドヒガンを大切に守っていきたい。

 10:30の休憩の頃には雨が本降りになり、あずまやで雨宿りしながらコーヒーブレイク、ひとしきり雑談に花を咲かせて11時過ぎに活動を終えた。雨の中頑張ったみなさん、ご苦労様でした!